ソウル市、「犯罪予防安心装置支援」全自治区に拡大
ソウル市が、2020年に「一人暮らしの女性のための安心支援事業」を11区の自治区で実施したのに続き、2021年には全自治区である25区に拡大する予定だ。 「一人暮らしの女性のための安心支援事業」とは、地理的・環境的に犯罪にリスクの高い立場に置かれている一人暮らしの女性、女性1人だけの店舗に対して、安全装置などを集中的に支援する事業である。 一人暮らしの女性に対する支援物品は、ドアの鍵とは別に二重ロックが可能な「玄関ドア二重ロック装置」、警報音や非常メッセージ送信などを通じて非常状況を知らせることができる「携帯用防犯ブザー」、窓が一定以上開かないようにする「窓用補助鍵」、怪しい動きを検知してスマートフォンに通知する「スマート安全センサー」など。 女性1人だけの店舗に対する支援物品は、通報するとに区庁のCCTV管制センターへつながり、緊急出動を支援する「防犯ブザー」などとなる。 6月1日から18区の各区庁のホームページで「安心ホームセット」、「安心店舗」の申請を受け付け、約1,500か所を支援する計画だ。 なお、ソウル市は追加予算を編成して、上半期に支援を得られなかった自治区に対しても支援を拡大する予定だ。
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