14カ国36人の外国人留学生、ソウル市でインターン生活
回を重ねるごとにより優秀な人材が参加しているソウル市の「グローバル・インターンシップ・プログラム」が外国人留学生にとって実質的に役に立つプログラムだという評価を受けている。参加学生たちは学校の冬休みの期間を利用してソウル市で働くことで市政を体験することができ、自らの経歴開発はもちろん、ソウルに対する理解を高めることができる。 「第4期グローバル・インターンシップ・プログラム」は、1月5日(火)~2月8日(月)まで実施される。今回のプログラムには、14カ国から優秀な学生が参加し、中国からの学生が15人と最も多く、日本4人、ベトナム3人、アメリカ3人、ロシア2人など、計36人となっている。 特に、今回のインターンシップは、これまでソウル市本庁でのみ実施してきたのを市の傘下機関まで拡大しており、さらに市政体験や韓国文化体験など多彩なプログラムが追加され、2カ月間あまりの短い冬休みがほかのどんな時間よりも充実していて記憶に残るものになるよう日程を組む計画だ。 ソウル市は、昨年11月からの2カ月にわたって、ソウルにある大学に在学中の外国人や海外在住韓国人で韓国に留学している学生を対象に、各学校から韓国語と英語(または配置される部署での仕事に必要な言語)駆使能力の優れた学生の推薦を受け、最終的に36人を選抜した。 ソウル市の担当者は、「インターンシップの実施を通じてグローバル都市ソウルを世界各国に広報し、潜在的な外交人材を育成するなど、国際社会での地位を高められる実質的な成果をあげることができる」と述べ、今後、インターンシップ参加学生の間のネットワークづくりに向けたインターネット・カフェを運営し、年末にはこれまでにプログラムに参加した外国人留学生を招請して「友好の夜」のイベントを開催し、その場で外国人にとって住みよいソウルにしていくための提案や発展方策を模索する計画だと話している。
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