”ヨンサン(龍山)4区域”、8年ぶりに事業再開
ヨンサン(龍山)4区域はヨンサン(龍山)区ハンガンロ3ガ63〜70番地一帯の計5万3,066㎡で、2009年に撤去民5人と警察官1人が死亡したヨンサン(龍山)惨事後、事業推進が難しかった地域です。しかし、整備計画の変更(案)が審議を通過し、約8年ぶりに事業が正式に再開されることになりました。2016年10月に着工し、2020年6月に竣工する目標です。 整備計画の変更(案)によると、事業敷地5万3,066㎡に住商複合マンションを4棟、業務施設1棟、公共施設や文化公園を作る予定です。この時の住商複合建物1階の全体面積の21%を超える空間を公共歩行通路として設け、団地の内部を全面的に解放する新しいモデルを提示します。個人の所有権を重視する国内では初めての試みであり、文化公園と連携して24時間開放します。 全面開放を保障するために出入口のような場所を一切設置せず、公共歩行通路の周辺では商店街とイベント空間を用意し、公園を含めた約2万坪を超える大規模な休憩・遊び・商業複合空間が造成されます。これを通じて流動人口の増加と商業街の活性化にも役立つものと見ています。 区域内公園は広域的な計画を通じてこの一帯を代表する大規模なテーマ公園にする予定です。クァンファムン(光化門)広場とソウル広場を合わせたもの(3万2,000㎡)より約1.3倍大きな規模(約4万㎡)となります。 ヨンサン(龍山)4区域事業が正常化されたことにより、これまで工事が着手されないため解決されずにいたヨンサン(龍山)惨事の合意事項が履行されるものと考えられています。特に死亡者のための追悼樹木は遺族の痛みを慰め、ヨンサン(龍山)4区域が、葛藤がない和合の場所に生まれかわる象徴的な空間になるように、規模や位置のような細部事項について組合と遺族が共に議論していく計画です。
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