ソウル市、重度障害者のためのオーダーメイド型支援
ソウル市は、2019年、重度障害者の自立生活支援のため重度障害者の総合支援計画を樹立・施行し、重度障害者が日常の中で不便を感じないで暮らせるようサポートする計画だ。 2019年に新しく施行する2種類の事業は、重度障害者のケアにおける空白を最小限にすることをポイントとする。満65歳以上の高齢障害者には月50時間のケア活動サービスを、学齢期を過ぎた大人の発達障害者には地域社会を基盤にソーシャライゼーションできるよう昼間活動サービスを提供する。 さらにソウル市は、保健福祉部とともに特殊学校を卒業する大人の発達障害者が昼の時間帯に地域社会の中で学んで、楽しみ、他人と気持ちを分かち合う1人の市民としての地位を確立できるよう、1か月に基本88時間の昼間活動サービスを1年あたり280人に支援する。 また、障害者自立インフラを拡大させるため、地域社会で障害当事者が自ら団体を組織、自立生活における草の根としての役割を果たしている障害者自立生活センター(現在45か所)を新しく4か所オープンし、支援人材も増員する計画だ。 第2期脱施設計画もまた積極的に推進する方針で、居住施設で長い年月を過ごしたが地域社会に生活基盤を移すことができた脱施設重度障害者の地域社会への適応支援も規模を拡大して支援する。 2018年には重度障害者のインターン制を通じて9人が雇用されることができた。この勢いに乗り、ソウル市は2019年にも27人(25人→27人)のインターンを選抜、オーダーメイド型訓練と就職の機会を提供する。 重度障害者のための救急通知サービスは2018年の1,336世帯から2019年には1,503世帯に増やし、2019年度の新規事業として、重度障害者の自宅玄関の開扉を手助けする「リモコンドアロック」を1,250世帯に設置する。
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