複合文化施設が共存するハンガン(漢江)の音楽島「ノドゥル島」オープン
ヨンサン(龍山)とノリャンジン(鷺梁津)をつなぐハンガン(漢江)大橋の下にある「ノドゥルソム(ノドゥル島)」が、自然生態の森と音楽中心の複合文化施設が共存するハンガン(漢江)音楽島として変身、2019年9月28日にオープンする。 音楽島として生まれ変わった「ノドゥルソム(ノドゥル島)」のメインスポットは、ハンガン(漢江)大橋の西側に新しく建設された「音楽複合文化スペース」(延べ面積9,747㎡)。ノドゥルソム(ノドゥル島)の自然環境と調和をなすよう最高3階建ての建物をはじめとする各建物をシンプルに配置したのが特徴だ。ハンガン(漢江)大橋から橋の下に降りずに建物を通ってノドゥルソム(ノドゥル島)に移動できる。 ハンガン(漢江)大橋の東側には講義や国際イベントなど各種プログラムが行われる多目的ホール(10月完成予定)が建設される。橋の東側には建物は多目的ホールだけがあり、周辺の敷地はジムグリガエルの生息地などノドゥルソム(ノドゥル島)本来の自然生態をそのまま保存した「ノドゥルの森」が造成される。多目的ホールが完成した後にはハンガン(漢江)大橋の西側の「複合文化スペース」と歩行デッキを通じて行き来できるようになる。 音楽複合文化スペースのうち主な施設は、▴ライブハウス(大衆音楽専門ホール) ▴ノドゥル書架(書店兼図書館) ▴Nテーブル(食文化空間) ▴植物島(植物工房)などである。 「ライブハウス」はその中でも一番目立つ建物で、ハンガン(漢江)の上の唯一の大衆音楽専門ホールだ。全席456席(スタンディング時は874席)のホール内には、コンサートに最適な音響・照明・楽器施設やリハーサルスタジオなどが取り揃っている。特に同じような大きさの他のホールに比べてステージが最も広く、多彩な演出が可能である。 またノドゥルソム(ノドゥル島)には音楽はもちろん、本、ファッション、マーケット、グルメなど幅広いライフスタイルが体験できる場所もある。 「ノドゥル書架」では15の小規模書店や出版社が季節ごとにキュレーティングした本棚を紹介する。「Nテーブル」では有名なシェフや文化界の著名人によるダイニングプログラムを毎月開催する。「植物島」では4組の植物クリエイターグループが市民も参加して楽しめる各種ガーデニングプログラムを行う。 音楽複合文化スペースを出て、ハンガン(漢江)大橋の反対側に移動すると約3,000㎡の広々とした芝生広場「ノドゥルマダン」が目の前に広がる。ここは1,000人から最大3,000人まで収容できる野外公演場としても利用でき、公演のない日には敷物を持参してハンガン(漢江)を眺めながらピクニックを楽しめる。 ノドゥルソム(ノドゥル島)は、2013年にソウル市が市民と専門家とともにノドゥルソム(ノドゥル島)の活用方法について検討した後、3回にわたる設計公募展と2年余りの工期を経て新しく生まれ変わった。 ノドゥルソム(ノドゥル島)は、ヨンサン(龍山)でノドゥル駅方面に行くバスに乗ってノドゥルソム停留場で降りるか、ハンガン(漢江)大橋の歩道を10~15分ほど歩くと到着する。駐車場がないため公共交通機関を利用するのをおすすめする。一番近い地下鉄駅はノドゥル駅(9号線)だ。 ノドゥルソム停留場を経由するバス:150、151、152、500、501、504、506、507、605、750A、750B、751、752、6211番バス 地下鉄でのアクセス方法:ノドゥル駅(9号線)から徒歩10分、シンヨンサン駅(4号線)から徒歩20分、ヨンサン駅(1号線、キョンイチュンアン線)から徒歩20分 ※ ノドゥルソム(ノドゥル島)に関する詳細については、ノドゥルソムホームページ(http://nodeul.org/)で確認するか、ノドゥルソム運営事務室(82-2-6365-1008)に電話で問い合わせる。 ノドゥルソム(ノドゥル島)が正式にオープンする9月28日からは水上タクシー停留場も運営する。水上タクシーはイチョン(二村)ナル(渡し場)やヨイナル(渡し場)などで乗車できる。 複合文化スペース「ノドゥルソム(ノドゥル島)」の様子 < ノドゥル書架&ホールの外観 > < ノドゥル書架&ホールの外観 > < F&B施設の3階 > < Nテーブル >
登録日投稿者SMG ヒット9,187