[朴元淳の市政日記46] バスのストライキを防ぐためのソウル市の努力
今朝まででした。 私たちはバスのストライキを防ぎ、混乱を最小限におさえるために、一睡もしないで朝を迎えました。ソウル市は、全国バス運送事業組合連合会、および、ソウルバス労働組合の関係者に対し市内バスの運行を早急に再開するよう説得し続けました。市民の出退勤や生業の妨げとなってはいけないからです。 まず、出勤時の混雑を防ぐため、マウルバス(走行距離の短いミニバス)会社と協議し、正常運行の約束をとりつけました。次に、地下鉄を増便することで乗客の輸送量を最大限に増大させ、出勤時の混乱を防ぎました。そして、各区ごとに非常輸送対策を準備するよう指示し、対策が立ち次第、すぐにその結果を市のSNSなど、ソウル市が保有する直接市民と接触できるメディアを利用して案内しました。 同時に、ソウル市交通本部の幹部たちが、バス事業者やバス労動組合の幹部たちを夜を徹して説得し続けました。その甲斐があって、劇的な妥結にいたったり、あるいは、ストライキの時間の短縮などの解決の糸口が少しずつ掴めてきたのです。これらの結果、今朝6時20分、ソウル市内のバスはすべて正常に運行し始めたのです。
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