[朴元淳の希望日記172] そこを通るたび、いつも胸に・・・
あそこを通るたび、いつも胸にぽっかりと穴が開いたような気持ちでした。国宝1号の崇礼門(スンネムン)が火災で焼失した後、私たちはみな、まるで罪人になったかのような心持ちでした。先日の土曜日、崇礼門の復旧イベントに全国各地からたくさんの人が集まり、長い列を作っているのを見ながら、再度、静かに決意を新たにしました。 本日、ソウル市は、文化財庁と「文化遺産保存に関する業務協定」を締結しました。 ご存じの方はあまり多くないと思いますが、ソウルにある文化財について、保存や管理などに関する1次的な責任は、実は文化財庁が受け持っているのです。しかし、私たちの大切な文化遺産を守るのに、私の責任、あなたの責任と区別することができるでしょうか。 ソウルは漢城(ハニャン)百済時代(BC18年~AD475年)から首都の役割を果たしてきた由緒ある都市です。それだけに、私たちが守り保存しなければならない文化遺産も数多くあります。 ソウル市長に就任した最初の冬、私は、漢陽都城沿いの雪の積もった道を歩いてみました。ここは、別名「ソウル城郭 」とも呼ばれ、史跡10号に指定されています。所々崩れ
登録日投稿者SMG ヒット1,759