ソウル市、ニューヨーク「ローライン」で地下スペース再生案を模索
ソウル市が「ソウル駅7017プロジェクト」、「タシ・セウンプロジェクト」など過去の産業化時代の遺産を市民と観光客のための休息、文化スペースとして総合再生する事業を活発に進めている中、パク・ウォンスン市長が地下遊休スペースを活用したアメリカ・ニューヨークの都市再生現場を訪れた。 2016年9月5日、最初の訪問先のニューヨークで2021年に全体開放される「ローライン(Lowline)」を事前に見ることができる「ローライン・ラボ(Lowline lab)」を視察した。「ローライン」プロジェクト(2012〜2021)は、1948年以降放置された昔の電車ターミナル地下空間(4,046㎡)を改造して世界初の地下公園を造成するプロジェクトである。それは、ソウル市の都市再生の中心キーワードである都心インフラの活用、ガバナンスやエコ、地域発展などと同じ脈絡だ。 特に、初期構想段階で青年たちと地域の高校生たちを参加させ、民間ガバナンスを通じて事業が推進されているということから、青年の雇用創出の可能性にも注目している。ソウル市は、ローラインのような外国の創意的都市再生事例をソウルの事情に合わせてベンチマーキングする案を検討し、都心内の遊休インフラ施設活用方案などに対する研究も推進する。
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