[朴元淳の市政日記16]これは少し恩着せがましくありませんか
「これは少し恩着せがましくありませんか。」 ソウル市の非正規職員の正規職員への転換に伴い、記者会見が行われるということを聞いた私が言った言葉です。 5月1日からソウル市とその傘下機関に勤める1,054人の非正規職員が正規職員になりました。とても良いニュースです。 彼ら本人はもちろん、家族の喜ぶ顔を思うと、私まで幸せな気分になりました。全国の公共機関でははじめての試みであり、しかも政府政策より一歩進んで、定年の近い56歳以上も正規職員への転換が行われました。今回の取り組みは単なる雇用の保証だけでなく、号俸、昇進、福祉ポイント、正月・お盆ボーナスのような処遇も改善されたのですから、意味のあることです。それは私も知っています。何より、ソウル市のケースがモデルとなり、他の自治体、公共機関、さらには民間企業の変化を導くためには、積極的に広報しなければならないということも知っています。 しかし、心の片隅では正規職員になれなかった1,836人の非正規職員の方々に対する残念な気持ちがぬぐいきれません。今回のことを進めた労働補佐官に、今年50歳を過ぎた一人の非正規職員が
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