パク・ウォンスン(朴元淳)市長、ソウルの気候変動対策における成果を世界に紹介
パク・ウォンスン(朴元淳)市長は2017年11月12日、ドイツのボンで開かれた「地方政府気候首脳会議(Climate Summit of Local and Regional Leaders)」に参加し、ソウル市が推進して韓国の国家的政策の模範となったソウル市の気候変動対策における優秀な政策対応事例を世界に紹介した。 「地方政府気候首脳会議」は、2017年11月6日から17日まで、国連気候変動枠組条約(UNFCCC、United Nations Framework Convention on Climate Change)の主催で開かれるCOP23(Conference Of Parties23、第23回締約国会議)の公式付帯イベントである。気候変動対策に関する世界各都市、地方自治体、国際機関などが事例発表及び討論などを行い、各都市の経験などを共有する場である。 パク市長は、世界各国から1,174の都市と地方自治体が参加する気候環境分野の国際協力機関「イクレイ(ICLEI、国際環境自治体協議会)」の会長として参加し、4番目のセッション(テーマ:あらゆる政府機関との共同行動による気候変動対策の目標値上昇)で発表した。 「あらゆる政府機関との共同行動による気候変動対策の目標値上昇」をテーマに発表したセッション4で、パク市長は「政策を成功させるためには市民の参加が必ず必要だ」と強調、ソウルの気候変動対策の優秀市策である「原発一基削減」「ソウルの約束」などを全世界に紹介した。 パク市長は祝辞で「パリ協定を忠実に履行するためには温室ガス排出の約2/3に及ぶエネルギー部門に対する集中的な努力が必要だ」と強調し、さらに「ソウル市はエネルギー消費都市からエネルギー生産都市への転換を宣言、利用の効率化と省エネを重視してきた過去のエネルギー政策を再生可能なエネルギー生産に注力する方向へ拡大・発展させていく計画だ」と語った。
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