韓国の5大古宮の一つでユネスコ世界文化遺産の「チャンドックン(昌徳宮)」は、ソウル都心に立地する朝鮮時代の大規模な宮廷で、1405年にテジョン(太宗)が建立した韓国最古の王宮です。本苑と後苑「ピウォン(秘苑)」で構成されていますが、残念ながら現在は約30％しか残っていません。チャンドックン、特にピウォンを訪れるなら、五色紅葉真っ盛りの晩秋がおすすめです。

ソウル市は、市民公募、市民投票、専門家による審査を通じ、クァンファムン(光化門)広場やナッサン(駱山)公園、ナムサン(南山)など「ソウルの美しい夜景スポット10選」を選定したと発表しました。 ソウル市は、夜景スポット選定に向け、ソウルを訪れる韓国人・外国人の様々な意見を反映させようと、1カ月にわたって市民公募を実施しました。 夜景スポットの選定基準は、景観の美しさ、ソウルの名所としての価値、アクセシビリティです。体験路線は、夜景の質や周辺の食べ物・見どころ、移動動線の時間と利便性、持続可能性など、ショッピングと観光が同時に楽しめるかどうかを目安にしました。 ソウルの美しい夜景スポット10選は、クァンファムン(光化門)広場、ナクサン(駱山)公園、ナムサン(南山)、ハヌル(空)公園、63ビル(展望台)、プガッサン(北岳山)、パンポ(盤浦)大橋、メボンサン(鷹峰山)、ソニュド(仙遊島)公園、ソクチョン(石村)湖です。   夜景スポット10選リスト 番号 夜景スポット(眺望対象) 体験路線 1 クァンファムン(光化門)広場(クァンファムン、忠武公李舜臣銅像) クァンファムン(光化門)広場～ソウル広場～スンニェムン(崇礼門)～ソウル駅広場(国家象徴通り) 2 ナクサン(駱山)公園(ハニャン(漢陽)都城、ソウル都心) ソウル歴史博物館～チョンゲ広場～チョンゲチョン(清渓川)(スピョ(水標)橋) 3 ナムサン(南山)(ソウルタワー、ソウル都心) テハクロ(大学路)～ナクサン(駱山)公園(ハニャン(漢陽)都城) 4 ハヌル(空)公園(ハンガン(漢江)遠景、ワールドカップスタジアム) ミョンドン(明洞)通り～ミョンドン聖堂 5 63ビル(ハンガン(漢江)スカイライン) 詩人ユン・ドンジュ(尹東柱)の丘(イノァンサン(仁王山)麓展望台)～チャンイムン(彰義門)～ザハ美術館 6 プガッサン(北岳山)(キョンボックン(景福宮)、ソウル都心) インサドン(仁寺洞)～サムチョンドン(三清洞)～プクチョン(北村)六景 7 パンポ(盤浦)大橋(セビッソム、月光虹噴水) トンデムン(東大門)デザインプラザ、ファッションタウン 8 メボンサン(鷹峰山)八角亭(ハンガン(漢江)遠景) トクスグン(徳寿宮)石垣道～チョンドン(貞洞)ギル 9 ソニュド(仙遊島)公園虹の橋(ヨイド(汝矣島)スカイライン) ソチョン(西村)～スソンドン(水声洞)渓谷 10 ソクチョン(石村)湖(湖周辺の建築物) ヨイド(汝矣島)、ハンガン(漢江)遊覧船     1. クァンファムン(光化門)広場 2.ナクサン(駱山)公園 3. ナムサン(南山) 4. ハヌル(空)公園 5. 63ビル 6. プガッサン(北岳山) 7. パンポ(盤浦)大橋 8....   Read more

11月6日から22日まで、チョンゲチョン(清渓川)広場からスピョギョ(水標橋)まで1キロ以上に及ぶ区間でソウル・ランタンフェスティバル2015が開かれました。今年は、「ソウルで感じるレトロ」「ソウルで垣間見るかつての暮らし」「現在のソウルの姿」「トゥギャザー・ソウル」の4つのテーマエリアに分かれて行われ、参加者は願いの灯づくりや願いの灯流しといった体験プログラムに参加しました。毎年開かれるソウル・ランタンフェスティバルは、躍動する都心で、チョンゲチョンの優雅な自然美を観賞しながら秋の夕べを過ごせる最高のイベントです。

ソウル市は、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大を食い止める過程で露呈された感染症対応の限界を補完する案を含め、公共保健医療のインフラとサービスを総合的に改善する5分野・20課題の内容を盛り込んだ｢ソウル市感染症対応総合対策｣を発表しました。 市はまず、18年までに6市立病院の隔離用の陰圧室を5倍以上(194病室)に増設します。MERS感染拡大の主要原因となった救急室の過密化や呼吸器疾患の人と同じ空間に長時間滞在するといった問題の解決に向け、17年までにトンブ(東部)病院やソナム(西南)病院など4市立病院の救急室に陰圧施設を設置します。 お見舞いで医療機関を訪問した人が感染症患者に接触して感染する事例を減らすための「別途面会室」と「病院出入管理システム」も、17年までに7医療機関で新たに導入されます。 また、MERS感染が拡大した期間の1日ごとの主な状況と防疫対応を詳細に記録した「ソウル市MERS防疫対策白書」を11月19日に発刊しました。

ソウル市のパク・ウォンスン(朴元淳)市長は11月5日、ラオスの首都ヴィエンチャン市のシンラヴォン・クットパイトーン(Sinlavong Khoutphaythoune)市長と会談し、経済や交通、環境、文化・観光、都市計画などに関する優れた政策事例を共有する「ソウル市‐ヴィエンチャン市友好協力に関する協定書」を締結しました。 ここ数年7～8％という高い経済成長率を記録し、急成長するASEAN加盟国の一つであるラオスは、ヴィエンチャン市を中心に様々な分野への継続的な投資によって急速な経済成長を遂げた一方、交通渋滞や上下水道の不備、廃棄物の増加といった問題が深刻化しており、ソウル市がこれまで蓄積してきた都市開発に関する経験とノウハウを共有することで、ヴィエンチャン市の都市問題の解決に貢献できるとみられます。 具体的には、▴上下水道の開発 ▴都市計画 ▴電子政府 ▴交通など、様々な分野での積極的な政策共有を約束し、▴文化・観光分野で両市民が実感できる両都市間の協力基盤の構築を目指します。 パク市長は、「ソウル市とヴィエンチャン市が協力基盤の構築に向けて友好協定を締結したことをとても嬉しく思う。ソウル市の優れた政策を共有するなど実質的な交流を通じてヴィエンチャン市の発展を後押しし、両都市の持続可能な発展に向けて協力体制を構築していきたい」と述

ソウル市は11月9日から15日まで「2015ソウルMICE WEEK」を開催します。期間中は、ソウル市のMICE産業への市民の関心を高め、ソウル市のグローバルMICE先進都市としての地位を高めるための様々な催しが開かれます。 まず、ソウル市のMICE育成政策の方向模索に向け、世界有数のMICE専門家らを招いて「ソウル国際MICEフォーラム」を開催します。それに先立ち、ソウル特別市のパク・ウォンスン(朴元淳)市長と海外から招待された講演者４人との「MICE座談会」が予定されています。パク市長は講演者らと共に世界最高のMICE先進都市を目指す政策方向について討論する予定です。 また、「2015ソウルMICE WEEK」と連携して「2015MICE第2回メディア・ファムツアー」を実施します。「ビジネス・トラベラー(Business Traveller)」や「プレミア・トラベル(Premier Travel)」などから招いたMICE専門のメディア記者6人に、ソウル市の充実したMICE支援事項や新規施設の紹介、展示会支援事項などを紹介します。 同ツアーでは、ソウル市のMICE支援政策の紹介とともに、MICEカード体験も予定されています。また、インセンティブツアー(報奨旅行)で実施可能なプログラムを体験してもらい、コンベンション都市「ソウル」の魅力をPRする計画です。

「2015ソウル・キムジャン文化祭り」が11月6日から8日までソウル広場やクンファムン(光化門)広場などソウル各地で開催されました。今年で2回目となる「ソウル・キムジャン文化祭り」は、冬に備えて韓国伝統の発酵食品「キムチ」を漬ける風習を記念するための大規模なイベントです。今年のハイライトは、キムチ漬け教室や様々な伝統食品市場、公演などでした。

11月6～22日の17日間にわたり、チョンゲ(清渓)広場から1.2キロを600余りのランタンの灯が灯す「2015ソウル・ランタンフェスティバル(Seoul Lantern Festival)」が開かれ、ソウルの秋の夜が華やかに彩られます。 今年のイベントは、ソウル型創造経済の中心軸である観光の活性化に向け、「光で見るソウル観光」というテーマの下、ソウルの過去と現在を網羅したソウルの主要観光スポットが個性的なランタンで表現されているのが最大の特徴です。 例えば、都心で韓国の伝統美を感じさせるプクチョン(北村)韓屋村や活気あふれるクァンジャン(広蔵)市場など、ソウルの名所が精巧なランタンで表現されています。特に、広蔵市場の中にいる人々や店舗などがとてもリアルに作られています。「2015ソウル・ランタンフェスティバル」は、ソウル市民だけでなく、世界の人々とともに楽しむグローバル・イベントです。 2009年の韓国訪問の年を記念して始まったソウル・ランタンフェスティバルは、毎年250万人以上の人が訪れるソウル市を代表するイベントで、今年は約320万人の来場が見込まれています。 開催時間は17～23時。観覧は無料。イベントに関する詳細は、「ソウル・ランタンフェスティバル」ホームページをご覧ください。 ▶ 网址 : http://seoullantern.visitseoul.net

ソウル市と中国・北京市の統合交流機構「ソウル‐北京統合委員会」は「環境チーム」を新設し、両都市間の連携を本格化させます。同委員会は、各分野ごとに両都市の関連部署がチームを構成して交流・協力事業の計画を策定・推進する統合交流機構で、2013年のソウル‐北京姉妹都市20周年を記念して設立されました。 北京市を公式訪問中のパク・ウォンスン(朴元淳)市長は、北京市の王安順市長と面会し、「ソウル‐北京統合委員会第2次全体会議」で「環境チーム」新設に関する了解覚書(MOU)を締結しました。 「環境チーム」は、ソウル市の気候環境本部と北京市の環境保護局が中心となってチームを構成し、両都市が共通して直面する環境問題と関連した環境保護政策、技術、情報、人的交流を強化するとともに、環境保護及びCO2削減に向けた取り組みを連携して行います。「ソウル‐北京統合委員会」は、▴経済チーム ▴文化チーム ▴教育チームの3チームから4チームになります。 パク市長は、「両都市は息の合った共同体」であることを強調し、「研究機関や民間企業の優れた技術を基に、両都市が大気汚染低減技術を共同で研究するなら、シナジー効果が発揮され、優れた技術開発が行われると期待している」と挨拶しました。