ソウル市、国連と共に空間情報の技術及びデータの共有をリードする
「FOSS4G Asia(フォスフォージーアジア) 2023 Seoul」での「ソウル宣言」に続き、2024年1月国連事務局・OSGeo等と国際協力協議体の設立を推進 ソウル市は、12月1日(金)「FOSS4G Asia(フォスフォージーアジア) 2023」にて発表した「ソウル宣言」を皮切りに、空間情報技術・サービスの国際的導入と活用における流れをリードするため、2024年1月からアジア・太平洋地域の協力を支援するオープンソース空間技術国際協力協議体の設立を本格的に推進する。 ソウル市は、空間情報分野における優れた技術とデータを保有しているにも関わらず、国際協力体系がないため、国際的活動に乗り出すことが困難であった。このようなハードルを取り除くべく「FOSS4G Asia 2023」を積極的に誘致し、11月末において世界中の27か国から約600名が参加する最大規模のイベントを開催することで、空間情報力を世界にアピールする掛け橋の役割を果たせることを実証している。 将来的には、国連のOpen GIS Initiative(オープンソースGISイニシアチブ)、OSGeo財団、OGCと共に協力するための有望な分野を選定し、国際機構(機関)間での協力体系を構築して、オープンソース空間情報のハブへと成長することを計画中である。 FOSS4G Asia 2023 国際イベントの様子 ソウル宣言
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