市庁-セジョンデロに3.1万㎡の「地下都市」誕生
ソウル市庁の周辺からセジョンデロまで約3万1千㎡規模の地下都市が生まれる。ソウル市は今まで断絶されていたシチョン駅〜クァンファムン駅区間に地下歩行路を新たに作って連結し、市庁、旧国税庁別館、プレスセンターなど5つの大型建物の地上までつなげるようにする計画だ。そうなればこの一帯の地下・地上の商業・文化・休憩スペースが統合的に連携された立体的な歩行環境が作られる。さらに、チョンガク駅〜クァンファムン駅〜シチョン駅〜トンデムン・ヨッサムンファゴンウォン駅の4.5kmが途切れることなくつながった地下歩行道が広がれる。 ソウル市はこのような地下都市を造成するのに民間との協力を中核動力とする計画だ。これまで地下歩行路と建物が個別的に連結されるケースはあったが、多くの大型建物と公共インフラが都市計画的に民間協力を通じてつながるのは初めてだ。 地下空間には歩行路と連携して様々な商業施設が設けられる。ムギョ(武橋)公園の地下にはブックカフェなどの公共施設を設置し、旧国税庁ナムデムン(南大門)別館の地下には2018年6月に完工予定の歴史文化特化空間と連携して学びと休息が共存する文化空間を作る計画だ。 また、この地域には「ソウル型タウンマネージメント」を試験的に推進する。これは周辺地域と共同商圏を形成できるように文化行事やプロモーションなど、ソフトウェア、コンテンツを通じて地域の商圏に活力を吹き込む方式だ。 地上部空間別造成例示図 セジョンデロの周辺建物の前面空間 チョンゲチョン(清渓川)と連携した文化休憩空間 地下部空間別造成例示図 地下と地上を連結するソンクン(sunken) ブックカフェなど公共施設造成
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