ソウル市、日本人観光客狙いの 明洞(ミョンドン)偽造製品販売業者を立件
– 市の民司警、客引き行為の後、秘密場所で偽造製品を流通・販売した4人を刑事立件、640点を全量押収 – 市の民司警捜査官が直接日本人観光客に偽装し、現場を捕捉して押収捜索 – 商標法違反行為は7年以下の懲役、1千万円以下の罰金… 120タサンコール、アプリなどで届け出·通報 ソウル市の民生司法警察団はソウルの観光一番地である明洞で日本人観光客だけを相手に腕時計、ハンドバッグ、財布、衣類などの偽造製品を流通・販売したA氏(47歳)など、4人を刑事立件したと明かした。また、彼らが6~7月の間に流通した本物の推定価格、1億5千万円に相当する偽造製品640点も全量押収した。 A氏など、被疑者たちは明洞に内国人の出入りを制限した秘密場所を設け、客引きを通して直接道で客引きをしたり、紹介で訪問した日本人観光客のみ出入りさせ、高価な偽造製品を流通・販売してきたことが市の民司警の捜査結果で明らかになった。 事業主は客引きを通して日本人観光客に近づき、いわゆる「S級の偽ブランド品」があると客引き行為をした後、彼らを秘密場所に誘引した。また、飛ばし携帯を使って客引き同士でも身元を公開しない点組織の形で運営されていた。 売り場は事務室や倉庫として偽装されて設置されたり、1階の狭い出入り口を通過しないと入れない地下又は地上 2·3階にあった。 特に、市の民生司法警察団は今年の5月末、明洞のマッサージショップでマッサージを受けた日本人観光客に客引き行為をした後、偽造製品を販売するという通報を入手し、捜査に乗り出した。日本語ができる市の捜査官が日本人観光客として偽装し、実際に製品の販売が行われる現場を捕捉した後、6月初に該当場所を押収捜索して被疑者たちを立件した。 日本人観光客に偽装した捜査官は実際にマッサージを受けて、マッサージショップに来た客引きの案内に従って明洞の街に出かけた。客引きは販売場所をすぐ案内せずに道をぐるぐる回ってから特定地点に着き、また他の客引きに合わせた。この客引きもまた複雑に明洞の道を回った後、看板のない明洞内の商店街の3階にある秘密倉庫に連れて行ったと当時の状況を伝えた。 市の民生司法警察団は明洞の街を巡回してみると商標を付けずにブランド品のスタイルだけを模倣した(商標法違反に見えるが、商標法は違反していない)製品を掲げて日本人を相手に客引き行為をする客引きをよく目にするが、秘密場所で商標法を違反した偽造製品を販売しそうという推定だけでは実際の取り締まりに困難があるため、今回の偽装捜査が決定的に役立たと言い添えた。 偽造製品など、偽造商品を流通・販売する場合 「商標法」に基づき、7年以下の懲役又は1000万円以下の罰金が課せられる。 < 刑事処罰適用法条 > 商標法 第230条 (7年以下の懲役又は1000万円以下の罰金) – 商標権及び専用使用権の侵害行為 (法 第108条第1項違反) 一方、ソウル市民生司法警察団は商標法違反行為の取り締まりを本格的に始めた2012年以来、商標法違反事犯773人を刑事立件した。本物の推定価格である43,9億円に相当する偽造商品125,046点を押収し、廃棄処分した。 民生司法警察団は市民の誰もがスマートフォンを利用すればいつでも簡単に民生犯罪の届け出ができるよう、民生犯罪届け出アプリ(ソウルスマート不便申告)を構築し、運営している。ソウル市ホームページや120タサンコールセンター、訪問、郵便、ファックスなどの方法で届け出·通報を受けている。 携帯電話 : ソウルスマート不便申告(アプリ) → 民生事犯届け出をクリック ソウル市ホームページ : (分野別情報サービス) 安全 → 民生司法警察 → 民生侵害犯罪届け出センター ソウル市民生司法警察団のアン・スンデ団長は「ソウルを訪れる外国人観光客に偽造製品を販売する行為は健全な商取引の秩序を乱し、首都ソウルの品格を落とす行為である」といい、「偽造製品が明洞から消えるまでソウル市は持続的かつ徹底的に捜査をしていく」と述べた。 別添 : 商標法を違反した摘発写真 ※ 動画及び写真報道の際、特別司法警察官以外の「商標」、人物、商号、電話番号はすべてモザイク処理をお願い致します。 <摘発写真> 摘発写真 1.日本人観光客たちが明洞内の商店街の3階にある秘密倉庫で偽造製品を購入して退場する様子 2.日本人観光客向けの客引きが明洞内の商店街の3階にある秘密倉庫を出入りする様子 3.日本人観光客を相手に偽造製品を販売する売り場の様子 4.日本人観光客を相手に偽造製品を販売する売り場の室内の様子 5.取り締まりを避けるために被疑者が窓の外に投げ出した偽造製品の袋... Read more
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