「2021F/Wソウルファッションウィーク」映像視聴者数472万人を記録
非対面によりオンライン配信で開催された「2021F/Wソウルファッションウィーク」の映像視聴者数が、開催1か月目にして472万人を記録した。 デジタルランウェイを初めて試みた2020年開催の「2021S/Sソウルファッションウィーク」映像の視聴者数は107万人だった。今回の「2021F/Wソウルファッションウィーク」の場合、K-カルチャーを融合させてデザイナーやモデルのファッションストーリーを加えたことが視聴者層の幅を広げ、472万人という視聴者数を記録するに至ったと評価されている。 特に世界的な動画共有プラットフォームであるYouTubeチャンネルでの視聴者数が2020年の48,000人から228,000人と4.8倍増えた。その視聴者の大半(57.4%)は、アメリカや日本、インドネシアなどの海外からの視聴であった。「VOGUE(ヴォーグ)」や「Forbes(フォーブス)」など海外の大手メディアでも100回以上報道され、K-ファッションへの関心が韓国を越えて全世界に拡大していることを確認できた。 このように高い関心を持たれているK-ファッションのグローバル化に向けてファッション産業に対する支援も並行した。海外のバイヤーと韓国のデザイナーを1対1でつなぐ「オンライン受注商談会」では計784回の商談が行われた。また世界的に有名なB2Bオンラインプラットフォームである「renewblack」に、ソウルファッションウィークに参加したデザイナーらの14のブランドを出店させ、海外進出の可能性を高めた。 「2021F/Wソウルファッションウィーク」の特徴は、①デジタル配信による拡張性 ②韓国内の特別な場所で行ったランウェイ ③100%事前に制作した空前絶後の映像美という3つに圧縮できる。 デジタルメディアは、ファッションショーの権力の象徴とも言えるフロントロウ(Front Row、ランウェイの最前列)をなくし、誰もがランウェイのすぐそばにある最前列に座って楽しめるという大衆的なイベントとしての長所を持つ。 また今回のファッションウィークでは、国立中央博物館と国立現代美術館が初めてランウェイの舞台となったことも大きな注目を集めた。韓国現代美術を代表する巨匠の作品、国宝をはじめとした遺物、そしてパンソリや韓国舞踊などをK-ファッションとともに披露し、韓国の文化を凝縮させたイベントだったと好評を博した。 そのほかにも、マポ(麻浦)所在の文化備蓄基地やハンガン(漢江)一帯を背景に行われたランウェイでは、優れた映像美によってソウルの魅力も共に堪能でき、K-ファッションの国際競争力を高めるだけでなく、ポストコロナ時代の観光活性化にもつながるものと期待している。 「2021F/Wソウルファッションウィーク」のデジタルランウェイ映像は、ソウルファッションウィークホームページ、YouTube(https://youtube.com/channel/UCGJ7KF84FFEvkiFqhYaedXQ)などで視聴できる。 一方「2021秋季ソウルファッションウィーク(2022 S/Sソウルファッションウィーク)」は10月頃開催予定で、その頃の新型コロナウイルス感染症の状況により、オンラインとオフラインのどちらで開催するか決定される予定だ。 「2021春季ソウルファッションウィークランウェイ」の様子 「2021春季ソウルファッションウィークランウェイ」の様子 C-ZANN E CARUSO LIE KWAK HYUNJOO COLLECTION DOUCAN SEOKWOON YOON BIG PARK PARTSPARTS BEYOND CLOSET BMUET(TE) LEYII KIMZISU RINJEON ICE GARDEN MANOD JULYCOLUMN
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