清渓川「幸運のコイン」、6年目にして6,873万ウォンの愛の軌跡が集まる
ソウル市は2005年10月27日、清渓広場(チョンゲ・グァンジャン)の滝の下にある清渓川「幸運のコイン」のコイン投入口がすぐに見つけられるように設備を補った。その方法はこれまで分かりにくかった八石潭(パルソクタム)に△所望石(2008.2)、△LED夜間照明および的の形をした照明(2010.2〜5)、△花崗岩の造形物(2011.8)を設置したことである。これはソウル施設公団の職員のアイデアであり、その努力が実り、2011年末まで計6,873万ウォン分のコインが集まった。 ソウル施設公団(http://www.sisul.or.kr)は「2011年の1年間、清渓川を訪れた市民が家族の健康と幸福を祈り、投げ込まれたコインの集計結果、2010年(951万ウォン)より3.4倍増え、3,204万ウォンに達した。これは、一般的なサラリーマンの年俸に匹敵する金額だ」と発表した。「2月中に、温かい気持ちが込められたコインを、すべて恵まれていない人々のために寄付する計画だ」という。 一方、2011年末、清渓川管理職員5人は、インターネットなどを利用し、1年間に集まった外国のコインを調べた。その結果、62カ国の銀行が発行した214種のコインが確認できた。 開始から2010年12月まで集まったコイン(7,427枚)より3.1倍(22,798枚)増加した。これは韓流ブームで外国観光客が急増し、また清渓川が世界的な観光地となったことの証明である。 国別の枚数順では日本が5,612枚で最多であり、続いて、△タイ(5,401枚)、△中国(3,934枚)、△アメリカ(2,444枚)であった。コインの種類ごとの枚数順では、一番多かったのがタイの1バーツ硬貨で3,532枚。続いて日本の10円硬貨(3,041枚)、中国の1角硬貨(1,606枚)であった。 モルドバ、フィジー、ウガンダなど、普段馴染みのない国のコインもあった。韓国ウォンで換算すると最も小額のコインはロシア1カペイカ(約0.4ウォン)、最高額は日本の500円(約7,600ウォン)硬貨だった。
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