ソウル市、韓流ファンをターゲットに「ソウルの日常体験」でマレーシア観光客の誘致戦
ソウル市は、マレーシア最大規模の国際観光展示会「2018マレーシア国際観光博覧会(MATTA Fair 2018)」に参加し、「ソウル市民の日常体験」マーケティングによりマレーシアで観光客の誘致戦に乗り出す。 マレーシアは、訪韓観光客の年平均成長率が10.3%に達するほど成長の可能性に満ちた東南アジアの核心的市場である。2017年には、計24万2,400名ほどのマレーシア観光客がソウルを訪問した。 「2018マレーシア国際観光博覧会(MATTA Fair 2018)」は9月7日~9日にかけてマレーシアの首都クアラルンプールにあるプトラワールドトレードセンター(Putra World Trade Centre)にて開催され、「私のように、ソウルで、あなたも(Live Seoul Like I do)」をコンセプトに単独のソウル観光広報ブースを運営する。14か国、1,353ブース、約11万人が足を運ぶ。 今回のソウル観光広報のため、Espoir、SMTOWNコエックスアティウム、Nソウルタワー、新世界免税店、SUN&MOONなど、ソウル観光に関係のある機関が同行し、現地の消費者と直接相談するなど官民協力マーケティングを推進する。 ソウル観光広報ブースを訪問すると、バリスタが手ずから作ってくれるドリンクを飲むことができ、K-Beautyゾーンで開催されるメイクアップショーを見ながらメイク法を学べられる。また、自分でメイクをしてみるスペースも設けられる予定だ。 ソウルロ7017からヨン(延)トラルパーク、ハンガン(漢江)のパムトッケビナイトマーケット、SMエンターテインメント所属のアーティストに関する展示が行われるミュージアムまで、ソウルの様々な観光スポットも、VRでまるでその場にいるかのように見て知ることができる。グローバル韓流アイドルでありソウル観光の名誉広報大使である防弾少年団(BTS)のフォトウォールも設けられている。 個別(個人)旅行客の比重が高いという市場の特徴を考慮し、1枚あれば観光スポットを無料で入場でき、チャージすると交通カードとしても使用することができる観光パスである「ディスカバーソウルパス」などのソウルの最新観光商品も広報して、誘致の機会を作る。
登録日投稿者SMG ヒット1,901