ソウル市、気候変動対応のため2022年までに「木陰の憩いの場」400か所を造成
ソウル市、気候変動対応のため2022年までに「木陰の憩いの場」400か所を造成 ヨンサン(龍山)区サムガクチ駅前の交通島の木陰 クァンジン(広津)区オリンピックデギョ(大橋)北端の交通島の木陰 木陰の憩いの場 計画イメージ ソウル市は猛暑などの気候変動に積極的に対応し、市民に快適な歩行環境を提供するため、横断歩道周辺や交通島に木陰を造成する「木陰の憩いの場造成事業」を本格的に推進する。 「ソウル市3,000万本の樹木植樹」政策の一環として2022年までに年間4億ウォンずつ投資し、木陰の憩いの場400か所を造成するために600本以上の樹木を植栽するという事業である。 またソウル市は、2019年「木陰の憩いの場造成事業」を本格的に推進するため、自治区から適切な場所を推薦してもらい、面積及び周辺環境などの適合性を検討した上で113か所を選定した。 「木陰の憩いの場造成事業」とは、交通島や横断歩道周辺の遊休空間にケヤキなど木陰を形成する樹木を設置する事業だが、遊休面積や周辺環境に合わせて造成する計画だ。例えば広々とした空間が確保できる所は2~3本ずつ植え、木陰にはベンチなどの休憩施設を置いて市民が少しの間でも暑さをしのげるようにする。 特に植えた樹木が運転者の邪魔になったり、枝で信号機が見えないという現象が発生しないよう注意するとともに、以前に設置した施設との連携も考慮しながら推進している。 また、「ソウル市3,000万本の樹木植樹」プロジェクトを推進するにあたって、今後も「木陰の憩いの場造成」同様、規模は小さくても市民が実際に体感できる効果の高い事業を持続的に発掘・推進していく計画だ。
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