去年の5月、私は「公正貿易都市ソウル」を宣言したことがあります。
その後去年の11月に公正貿易条例を制定し、さらに公正貿易委員会を構成することで制度的な準備を整えました。
ソウル市新庁舎の地下にある「市民聴」に公正貿易店『地球マウル 』を開設、公正貿易商品を販売したり、市民を対象にした公正貿易に関する広報・宣伝を行うなどさまざまな形で努力してきました。
今年は公正貿易週間イベント、公正貿易教育、公正貿易製品の販路の確保、コミュニティの活性化などさまざまなプログラムを準備し、労動に対する正当な代価を受けることのできない低開発国の貧困問題の解決など、公正貿易の価値を尊重する倫理的消費を発展させるため、本格的な活動を始める予定です。
今後ソウルは、自治区や大学や宗教機関とも協力して公正貿易の支持活動を発展させていきます。そして公正貿易を通じて発展途上国の貧しい農民や貧民を助ける国際的な平和を実現する倫理的都市を目指します。
あらゆる市政がそうであるように、この分野においてもガバナンスを強調しています。
韓国ではすでに、さまざまな多くの公正貿易団体が設立され、活発に活動しています。
私が市長になる前に設立した『アルムダウンコーヒー(美しいコーヒー)』をはじめ、『YMCAピースコーヒー』『グル(gru)』『フェアトレードコリア』『公正貿易団体協議会』などの団体がそうです。