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希望日記

  • [朴元淳の市政日記12]「朴元淳の二大原則」

  • 希望日記 SMG 2,130

        朴元淳(パク・ウォンスン)の第1原則=「間違いはその場で正す」

        今回、ソウル市「清渓川(チョンゲチョン)市民委員会」が発足しましたが、さっそく障害者団体から意見が出されました。委員会の中に障害者が入っていないとのことでした。実は以前にも、清渓川が体の不自由な方のアクセスが非常に不便だということ、川沿いを車椅子では通りにくいという指摘を耳にしたことがあります。ところが、「清渓川市民委員会」に障害者のような、体の不自由な方を代弁する人が一人も入っていなかったのです。その話を聞いた私は、すぐにペ・ヨンホ(障害物のない生活環境市民連帯・事務総長)氏を委員会の委員として委嘱するよう、指示しました。何か間違いを犯した場合、その間違いを素直に認め、すぐさま正すことが最も大切だからです。

        とにかく今回のことで、健常者が障害者の立場で考え、配慮することは容易いことではないということを思い知らされました。「相手の立場で考える」、言うのは簡単ですが、実行は難しいということを、今更ながら身をもって実感したのです。とにかく、間違いがあるということが明らかになったら、それはその場で正すべきです。間違いであることを知っていながら、それを隠したり正すことに怠ったりすると、事態はより深刻になり、場合によっては収拾が付かない状態になってしまいます。このことがあって「間違いはその場で正す」、これが朴元淳の第一原則になりました。この原則は、私が市長である限り、必ず貫き通すつもりです。

        朴元淳の第2原則=「失敗を防ぐためには、事前に『決まり』を作っておけ」

        実は市長になってから、清渓川市民委員会のようなことが以前にもありました。ソウル市政の草案を練るため最初に「希望あふれるソウル政策諮問委員会」を発足させたのですが、女性の数が非常に少なく、分課委員長に至ってはほんの少数しかいないような状況でした。私はそのことを女性団体から意見が出され、抗議された後に初めて気づきました。このことがあって、委員会を作る時は最低30%、できれば4~50%は女性が占めるようにしています。このようにして朴元淳の第2原則、「失敗を防ぐためには、事前に『決まり』を作っておけ」が生まれました。

        女性団体から抗議を受けた後、今は委員会を作るときや委嘱するとき、女性の比率を必ず報告するように指示しています。失敗を通じて良い教訓を得たのです。しかし、最初から失敗しないためには、決まりを作っておく必要があります。マニュアルや制度が重要な理由はここにあると言えます。

        ところで、朴元淳の原則のことですが、これからもどんどん増えていくような、そんな予感がしませんか。
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