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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市、核安全保障サミット支援事業を積極推進 -サミット期間中「自動車2部制」実施-

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        今月26日(月)~27日(火)、全世界53ヶ国及び国連などの5つの国際機構を含む1万余名が参加する核安保サミットが韓国で開催される。これに伴いソウル市では、関連支援事業を積極的に推進すると発表し、ソウル市自治体予算16億6,200万ウォンを確保、支援するとともに、核安保サミット支援部隊を編成した。

        また、ソウルを海外に知らせるよい機会であるとし、COEX1階にある国際メディアセンター内に70㎡(約21坪)の広さのソウル広報館を設置・運営、国内外のメディアにプレスキット(77ページ、英文)6,500部を提供する予定だ。

        この他にも、▴ボランティアの募集及び運営、▴ソウル全域の大掃除、▴医療支援、▴会議場及び各国首脳の滞在宿泊施設の環境整備、▴食品/公衆衛生の点検、▴外国人多数宿泊施設(ホテル)支援センター(5ヶ所)の運営、▴大統領室警護処共同テロ対策推進など、分野別の核安保サミット支援事業を中央政府との協調の下に推進している。

        また、サミット期間中はソウル市の全区域において「自動車2部制」を実施する。26日(月)は車のナンバーの末尾が偶数の車両、27日(火)は奇数の車両のみ運行を許可する。「自動車2部制」の対象は、自家用自動車及び10人乗り以下の非事業用自動車で、市民の自発的・自主的参加により行われる。

        ソウル市は、自動車2部制による市民の不便を緩和するため、会議期間中を「公共交通機関利用の日」に定め、公共交通機関を大幅に増便する予定だ。ソウル市では毎月第四水曜日を「公共交通機関利用の日」と定め、これを実施しているが、今月は核安保サミットの開催により、臨時変更してサミット期間中の2日間を「公共交通機関利用の日」とした。

        その一環としてソウル市は、出退勤時間を中心に地下鉄約100本、バス412台を追加運行する計画だ。また、公共交通機関を最小の配車間隔で集中運行する時間帯には、出勤時間は通常の「9時まで」を「10時まで」に、退勤時間帯には通常の「20時まで」を「21時まで」に変更拡大する。

        また、代表団の警護及び会議の円滑な進行のため、COEX及び市内全域の主要道路では随時交通規制が取られる予定だ。会議場周辺にある地下鉄駅2号線三成(サムソン)駅では26日の始発から27日午後6時まで停車せず通過する。ソウル市はこれに伴う市民の不便を最小化させるため2号線「宣陵(ソンルン)駅」と「総合運動場(チョンハプ・ウンドンジャン)駅」に無料シャトルバスを配置し運行する予定だ。

    核安全保障サミット概要

    – 期間:2012年3月26日(月)~3月27日(火)2日間
    – 場所:COEX
    – 参加国:53ヶ国、5つの国際機構(UN、INTERPOL等)-1万余名参加予定

    – 主要議題
     * 核兵器及び核物質のテロ集団による悪用防止
     * 核物質の不法売買防止
     * 核テロに対する共同対応対策
     * 福島原発事故を契機に国際社会の主要イシューとなった原子力安全問題

    – 核安保関連詳細テーマ
     * 高濃縮ウランとプルトニウムの管理強化及び利用最小化
     * 核施設に対する物理的防護強化
     * 核テロ抑止協約、核物質防護協約など国際規範に対する各国の加入拡大
     * 核物質不法売買防止のための国際協力強化
     * 国際原子力機構の核安保活動支援
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