2011年8月27日、大邱(テグ)で開催される世界陸上選手権大会を盛り上げるため、公式マスコット「サルビ（Sarbi）」がソウルを訪れた。

    ソウル市は「サルビ、ソウル市ロードショー」を4月13日午前11時、ソウル広場のイーストサイドで開催した。

    今回のソウルでのイベントは、全国の10の主要都市を巡回する一環として行われるもので、ソウルは大邱、大田(テジョン)に次いで、巡回ツアーの3番目の地域となる。

    今回のイベントはコリア・アート・パーカッションの太鼓と舞踊によるパフォーマンスと、サムスンライオンズ専属応援チームのサルビダンスパフォーマンスのセレモニーで幕上げし、開会式、国民儀礼、大会旗とバッジの引き継ぎ、式辞、孫基禎選手が寄贈した兜展示記念のテープカットの順で行われる。また、午後のイベントでは、走幅跳び記録への挑戦イベントと陸上クイズが行われた。

    吳世勳市長は、「世界の人々のスポーツ祝祭である大邱世界陸上選手権大会は国家的イベントであり、国益のために、大邱はもちろん、その他の自治体間との相互協力が必要だ」と話し、「今回のマスコットの全国巡回ツアーイベントを通して、国民の関心が高まると共に大会が成功することを期待している」と述べた。