ソウル市が、2023年に「タクシーサービス改善対策」を発表し、不便点・苦情の声の減少と満足度向上に向けて努力を重ねてきた結果、 2024年においてはタクシーが不親切という苦情が、その前年に比べ15.4%(2023年 3,050件 → 2024年 2,581件)減少、苦情内容のうち不親切という苦情が占める割合も3.9%p(2023年 26.5% → 2024年 22.6%)減少したことを確認された。
ソウル市はタクシー業界と協力して、サービスの質をさらに高めるために尽力していきたいと述べた。特に、2023年からは、不親切という苦情の件数と、複数回にわたり苦情があった運輸従事者については、月単位で管理を行っている。
2022年~2024年タクシーの不親切苦情の統計
年度 | 営業総件数(A) | 苦情総件数(B) | 不親切の苦情の件数(C) | 不親切の苦情率(C/B) |
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2024年 | 270,144,950 (-0.1%) |
11,438 (-0.7%) |
2,581 (-15.4%) |
22.6% (-3.9%p) |
2023年 | 270,392,829 (-4.8%) |
11,520 (-13.6%) |
3,050 (-22.5%) |
26.5% (-3.0%p) |
2022年 | 284,021,375 | 13,331 | 3,934 | 29.5% |
ソウル市は、タクシーの不親切行為の減少と満足度の向上は、タクシー運輸従事者と会社に対する徹底した苦情管理が功を奏したものと判断している。運輸従事者は3件、タクシー会社は10件以上の不親切の苦情が累積し、不親切であるとの判定が最終的に確定された場合、不利益処分の対象となるものである。2023年2月から2024年末まで、運輸従事者12名、タクシー会社3社がこの処分を受けている。
タクシー不親切苦情の処理の流れ
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なお、個人及び法人タクシー業界側も、不親切減少に向けの自浄努力を注いでいる。
不親切という苦情のあった所属運輸従事者に対して注意及び独自教育を行っており、「タクシー料金払い戻し制」を実施して、5万ウォンまで乗客に料金の払い戻しを行っている。
不親切の苦情が減少しただけでなく、2023年度に続いて2024年度においても、「ソウルタクシーサービス満足度」もあわせて上昇した。2024年度タクシーサービス市民満足度調査(ソウル研究院)の結果、前年である2023年よりも小幅上昇した83.0点を獲得した。
またソウル市は、親切なタクシーサービスを督励するため、2025年上半期中に親切タクシードライバー約30名を選び、市長表彰を授与する計画だ。親切ドライバーは、タクシー組合による推薦とソウル市応答所(韓国語、https://eungdapso.seoul.go.kr/main.do)を通じて受け付けられた親切ドライバーへの称賛などを通じて発掘・選定される予定だ。