ソウル市は、(株)ハンファ損害保険と共同で2月14日(金)のバレンタインデーに開催した独身男女の出会いイベント「ときめき、アートナイト」において、最終的に22組のカップルが誕生し、マッチ率44%を記録したと発表した。
今回のイベントは、1月13日(月)から1月31日(金)まで参加者を募集し、100名の定員に対し2,356名が応募して、約24倍の競争率となった。「アート(Art)」をコンセプトにした影響か、女性の応募者が男性より408名多かった。
午後7時から11時までハンファ損害保険の漢南(ハンナム)社屋で開催されたこのイベントは、名画選びによるグループ分けからスタートし、1対1の対面トーク、レクリエーションゲーム、美術館デートをテーマにしたアクティビティなど、参加者が自然に異性と会話できるよう工夫された多彩なプログラムが実施された。
今回のイベントに参加したシンさんは、「美術を通じて異性と出会えるという点が新鮮で楽しい経験だったし、多くの異性と出会う機会があってよかった」と述べた。また、別の参加者であるキムさんは、「名画やパフォーマンスアートをうまく活用したプログラム構成が充実していると感じた」と話した。
イベントの最後には、参加者が気に入った異性を第1〜3希望まで選択し、マッチしたカップルには翌日の2月15日(土)午後に結果が通知された。
カップルになった22組には、今回のイベントが「アート(Art)」をコンセプトにしていることにちなんで、ハンファ損害保険から美術館の展示観覧ペアチケットが提供され、二人の出会いがより意味深く特別な思い出となるよう支援する予定である。
ソウル市は、今回のバレンタインデーイベントを皮切りに、今年5月、9月、11月にも追加イベントを開催し、独身男女にさらなる出会いの機会を提供する計画だ。