メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

交通ニュース

  • プラットホームホームドア設置20年「オ・セフン(呉世勲)印のソウル地下鉄」…世界が安全性を認める

  • ソウル市総合ニュース SMG 85
    • オ(呉)市長在任中の2006年開始、2009年全駅舎に設置…当初の目標より1年早く完了
    • 死亡事故 年37.1人→ 0.4人に大幅減少、PM2.5濃度20%減少・基準値以下を維持
    • プラットホームの騒音7.9%↓、冷暖房効果30%↑、年間167億ウォンの節約効果
    • 隙間への踏み外し事故を防止する自動安全ステップを2024年から設置中…2025年末まで74駅589か所設置目標

    ソウルを訪れた海外観光客とソウルに居住する外国人が口をそろえて褒めるソウルのインフラのひとつが、安全、清潔、迅速の3大キーワードが代名詞のソウル地下鉄だ。実際に、世界最大の旅行情報サイト「トリップアドバイザー(Trip Advisor)」が、地下鉄に乗ることを、韓国で観光客がやってみるべき体験のひとつに挙げている。

    最近、プラットホームにホームドアがない地下鉄でサブウェイ・プッシュ(subway pushing)、つまり「線路突き落とし魔」犯罪が発生した後、プラットホームの壁に張り付いて列車を待つ乗客の姿が公開され、ソウル地下鉄に再び注目が集まっている。

    地下鉄プラットホームのホームドア設置は、オ・セフン(呉世勲)市長在任中の2006年に本格的に開始され、2009年地下鉄1~8号線の全駅に設置されたもので、2025年で20年が経過する。

    実際に、地下鉄プラットホームにホームドアが設置されてから、ソウル市民の生活と安全には大きな変化が起こった。まず、年平均37.1人(2001年~2009年)だった地下鉄事故による死亡者数が、2010年以降は年平均0.4人(2010年~2024年)まで大幅に減少した。

    プラットホームのホームドアが線路の汚染物と列車風を遮断し、PM2.5濃度も設置後約20%減少した。ホームドア設置前のPM2.5濃度は、基準値100㎍/㎥を超える106.7㎍/㎥だったが、設置後は86.5㎍/㎥(2010年~2017年)まで低下した。

    プラットホームの騒音も、設置前の78.3㏈から72.1㏈まで約7.9%減少し、冷房効率も約30%上昇して、1日6億ウォンに達した電力費用が約4億2500万ウォンまで約30%低下し、夏の6月~8月(92日間)基準で年間167億ウォンを節約できることが明らかになった。

    また、ソウル市はプラットホームのホームドアの他にも、プラットホームと列車の間隔が広い曲線型プラットホームで発生しやすい隙間への踏み外し事故を防止するため、2024年から折り畳み式自動安全ステップの設置を開始した。2025年末まで、74駅589個設置を目標としている。折り畳み式自動安全ステップの設置が困難な67駅413か所には、乗客が踏み外す危険を察知できるよう、高輝度LED警告灯を設置する計画だ。

    プラットホームのホームドア設置前後

    プラットホームのホームドア設置前後

    プラットホームのホームドア設置前後

    プラットホームのホームドア設置前後

    プラットホームのホームドア設置前後

    プラットホームのホームドア設置前後

一目でわかるソウル観光マップ魅力ソウル地図