最近、外国人観光客の間でK-登山が韓国の観光で外せないコースになり、ソウルの都心の名山に登る外国人を多く見かけるようになった。特に、ソウルを代表するプッカンサン(北漢山)、プガクサン(北岳山)、クァナクサン(冠岳山)に設置された「ソウル都心登山観光センター」では、 登山用品のレンタルから荷物預かりサービス、更衣室はもちろん、登山コースの案内、登山体験プログラムなども提供しており、多くの外国人観光客に好評を博している。
ソウル市傘下のソウル観光財団は、これまで「ソウル都心登山観光センター」を訪れた訪問者は合計約4万人で、このうち約1万7,600人が外国人だと発表した。つまり訪問者の3人中1人が外国人という計算になる。
現在運営中のセンターは、プッカンサン(北漢山)、プガクサン(北岳山)、クァナクサン(冠岳山)の合計3か所。2022年9月にオープンしたプッカンサン(北漢山)を皮切りに、今年4月にはプガクサン(北岳山)に、11月1日からはクァナクサン(冠岳山)にセンターを開所して試験的に運営している。
このほか、ソウル市内にある23の山の中から10の山を登る外国人向けチャレンジの「ソウル都心10大名山チャレンジ」も行われている。好きな時間に好きな山に登り、山頂に登ってメッセージタオルが映るようにして撮影した写真をアップすると、完登者に記念品をプレゼントする。
今年度、外国人が最も多く挑戦した山はアンサン(鞍山)、ヨンマサン(龍馬山)、イヌァンサン(仁王山)の順で、完登をアップした数は863件。今回のチャレンジは11月17日まで行われる。
ソウルの名山をさまざまな方法で登ることができるプログラムの詳細については、ソウル都心登山観光のホームページ(www.seoulhiking.or.kr/)または、ソウル都心登山観光公式Instagram(@seoulhikingtourism_official)のアカウントから確認することができる。
ソウル都心登山観光センターの関連写真
ソウル都心登山観光センター(プガクサン(北岳山))開館式で関係者たちが開館を祝うパフォーマンスを行った。
ソウル都心登山観光センターでは、登山装備がレンタルできる。
11月に運営開始したソウル都心登山観光センター(クァナクサン(冠岳山))
プッカンサン(北漢山)ヨンボン(霊峰)紅葉コース体験プログラムに参加した外国人観光客
AMOS経営学修士コースの学生たちがプガクサン(北岳山)の頂上で撮影した集合写真
外国人観光客がソウル都心登山観光センターで行われた国弓体験プログラムに参加した。
プラムサン(仏岩山)のリッジ登攀に参加した外国人観光客