ソウル市とソウル観光協会が中国の国慶節連休や秋の観光繁忙期を迎え、10月1日(火)から8日(火)までの8日間、外国観光客向けの「2024ソウルウェルカムウィーク(Seoul Welcome Week 2024)」を開催し、様々なイベントを実施する。
ソウルウェルカムウィークのテーマは、「ソウルの秋、彩る思い出 (Seoul’s Autumn, Color Your Memories)」。主要観光地の弘大、江南などの屋外大型ビジョンに表示し、ウェルカムムードを醸し出す。
市は、外国人観光客がソウルで特別な思い出を作ってもたおうと、多彩なイベントで構成された歓待プログラムを提供し、リピーターを増やす狙いだ。
多くの観光客が訪れる明洞では、ウェルカムムードが伝わるウェルカムセンターを設置し、 ▴インフォメーション ▴伝承遊び体験 ▴K-工芸体験 ▴ウェルカムドリンク ▴ラッキードローなどを用意し、ソウル観光記念品を提供するなど、様々なイベントを行う。
市は、外国人観光客がウェルカムセンターで、ソウル旅行に関して気になる点を解消し、観光情報を得られるように、英語・中国語・日本語が流暢なスタッフを常時配置する。
※ 明洞ウェルカムセンター概要
また、韓国の伝統茶をカンに入れた「ウェルカムドリンク」を提供する他にも、ソウル行きの搭乗券と伝統のアクセサリー(タッセル)を組み合わせてマイキーホルダーを作る「K-工芸体験」、楽しい「伝承遊び体験」、スジョ(スプーンとお箸)セット、伝統のおやつ、デザイン性のある保冷バッグなどの記念品がもらえる「ラッキードロー」も用意。ウェルカムウィークの間、フォトゾーンと着ぐるみ姿のスタッグなど楽しみどころを提供し、ソウルを訪れた外国人観光客の参加を促す。
市は、5月に春シーズン(5月3日~5月10日)ソウルウェルカムウィークを成功裏に開催し、外国人観光客のソウル訪問を促した。今年は春と秋、2回にわたってウェルカムウィークを運営し、「ソウル観光3·3·7·7」の目標達成に向けて取り組んでいる。
春シーズンには、1日約2,000人、8日間トータル15,000人の外国人観光客が参加。アンケート調査結果98%の外国人観光客がソウル観光に満足したと答えた。
「ソウル観光3·3·7·7」は、2026年までに ▴外国人観光客3,000万人 ▴1日当たり支出額は300万ウォン ▴滞在期間は7日間 ▴リピーター率は70%を達成するというソウル観光のビジョンである。
韓国観光公社によると、今年の上半期(1~6月)における外国人観光客は、計770万人で、主要国で見ると、中国(222万人)、日本(143万人)、台湾(68万人)、アメリカ(64万人)を記録した。
ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「今回のウェルカムウィークを通じて、外国人観光客がソウルで特別な思い出を残せたら幸いだ」とし、「笑顔と親切の歓待文化で、ソウルを訪れる外国人観光客が『より長く滞在したくなる、また来たくなる魅力都市ソウル』を認識するように積極的に取り組みたい」と述べた。
添付1 2024年秋シーズンソウルウェルカムウィークポスター
添付2 2024年春シーズン明洞ウェルカムセンター現場の様子
(1)フォトゾーン
(2)体験イベント
(3)参加型イベント
(4)着ぐるみのスタッフと外国人観光客