ソウル市は、「ソウルビューティーウィーク」を10月1日(火)から3日(木)まで3日間東大門デザインプラザ(以下DDP)で開催すると発表した。
ソウルを代表するビューティーフェアで、今年3回目を迎える「ソウルビューティーウィーク」は、韓流コンテンツn人気を追い風に、中小ビューティーブランドへのサポートにフォーカスを当て、輸出商談会に参加する会倍のバイヤーを拡大し、海外進出説明会、投資誘致相談、ライブコマースなどを新設した。
今回のソウルビューティーウィークでは、DDP内のアートホール1・2館、コンファレンスホール、オウリム広場をはじめ、明洞・弘大・江南駅など、都心のビューティー名所で、企業展示および支援プログラム、市民参加型イベントなどが行われる予定。
区分 | 10月1日(火) | 10月2日(水) | 10月3日(木) | |
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アートホール | 1·2展示ホール | 企業展示 | ||
メインステージ | 開幕式 | 海外進出説明会 | トークコンサート | |
ビューティークリエイターサミット | ピッチング大会 | |||
スタジオ | ライブコマース(海外インフルエンサー) | |||
コンファレンスホール | ビューティートレードショー | |||
商談ブース | 投資誘致相談 / 人材マッチング / 輸出商談グローバルプラットフォーム出品商談 | |||
オウリム広場 | 屋外ブース | K-ビューティー体験ブース(メイクアップショー)/ ソウルライフポップアップ・フォトブース | ||
ソウルビューティー名所 | 明洞、弘大、江南駅 | ポップアップストア / メイクアップショー |
<企業展示>
DDPアートホール1・2館では、最新のトレンドを反映したコスメティックを集めた「ニュービューティー(New Beauty)」コンセプトと、ライフスタイルにビューティーテックを取り入れた未来トレンドの「ネクストビューティー(Next Beauty)」展示が開かれる。
<企業支援>
コンファレンスホールで行われる「ビューティートレードショー」に200社(前年比30%増)が参加。世界最大ドラッグチェーンの「Watsons(ワトソンズ)」、化粧品・日用品における日本最大級の卸商社の「ARATA(あらた)」など、36カ国から約200人にバイヤーがソウルの有望なビューティー企業とマッチングされる。
海外進出説明会には、アマゾンコリア、ショッピーコリアなどのグローバル’流通会社とソウル経済振興院(SBA)、大韓化粧品協会(KCA)、韓国貿易協会(KITA)など、輸出を支援する機関が参加する。
企業の製品を発信し、リアルタイムで売上を上げる「ライブコマース」も、アートホール1・2館に設けられた「ライブコマーススタジオ」で初めて行われる。ソウルビューティーウィーク参加企業はスタジオを無料で利用でき、ビューティー業界のインフルエンサーと協力し、現場でライブコマースを通じて販売できるようにサポートする。
その他にも、革新的なアイデアのあるスタートアップを発掘するプログラム「ビジネスミットアップピッチング大会」、自分で選んだ一押しコスメ「ビューティーアワーズ」、オンラインビジネスセミナーの「トレンドサミット2024」も開かれる。
<市民参加>
K-ビューティーとソウルのライフスタイルを体験する市民参加型プログラムも3日間行われる。DDPオウリム広場では、K-スターのメイクとスタイリングをメイクアップショーで見て、ヘアメイク、ファッションを体験することができる。
ソウル都心のビューティー名所である「明洞」、「弘大」、「江南駅」では、ソウルビューティーウィーク参加企業のポップアップストアが設けられる。
なお、DDPアートホール1館のメインステージでは、ビューティークリエイターがビューティー産業を診断する「ビューティークリエイターサミット2024」(10月1日)と「トークコンサート」(10月3日)が開かれる。
ソウルビューティーウィークへの参加は無料で、「ソウルビューティーウィーク」の公式サイトで事前登録または当日現場登録して入場可能。詳しくは、ソウルビューティーウィーク公式サイト(seoulbeautyweek.or.kr)で確認できる。
ソウル市の経済室長は、「今年3回目を迎える『ソウルビューティーウィーク』は、企業のビジネス支援を強化し、市民がK-ビューティーを楽しめるように様々なプログラムで構成された」とし、「ソウルを代表するビューティーフェアを超え、個性あふれるソウルのライフスタイルの魅力をきちんと盛り込んだグローバルフェアに成長していけるように、引き続き取り組んでいきたい」と述べた。