施行から3年が経過した「ソウル型みんなの保育園」は、国全体の少子化による乳幼児数の減少にもかかわらず、定員充足率が着実に増加しており、保育園運営に大きく貢献している。運営費削減や入所待ち解消など、保育現場からは大きな反響があり、保護者と保育士の満足度も年々向上している。
特に、園児数の減少で廃園の危機に直面していた保育園でより顕著な変化が現れた。参加時基準で定員充足率40%未満だった10ヵ所のうち8ヵ所は、「ソウル型みんなの保育園」に参加した後に定員充足率が上昇しており、その平均上昇率は66.1%に達した。
保護者は、園児たちの自然体験の拡大、大規模なイベントへの参加経験の増加、多様な遊びの材料の提供を高く評価した。保育園同士の垣根をなくし、車両の共有を通じて様々な空間を経験できる点も大きな反響を呼んでいる。
「ソウル型みんなの保育園」は、14のコミュニティから始まり、3年で80ヵ所に増えている。来年は100ヵ所に拡大する方針だ。
もっと見る(韓国語):https://iseoul.seoul.go.kr/portal/info/content.do?page=0806
ソウル型みんなの保育園の活動写真
保護者参加イベント(わた雲運動会) | ||
森の体験(木を使った遊び) | ||
水遊び場の共有 | ||
ウルタリ(囲い)コミュニティの分かち合いの市場 | ||
コミュニティの菜園活動 |