16日(木)閉幕した「2024ソウル国際庭園博覧会」の訪問客が、開幕5日目の20日(月)まで102人に上った。2015年に第1回のソウル国際庭園博覧会が開かれた以来最短期間、最多集客記録で、博覧会が開かれているトゥクソム漢江公園には、連日行列が絶えない。
過去最多規模の敷地(10,460㎡)に設けられた今回のソウル国際庭園博覧会では、国内外の庭園作家をはじめ、学生·市民·外国人、企業·機関が参加した76の庭園と庭園文化が経験できるコンテンツを紹介されている。
今年のソウル国際庭園博覧会は、▴招待庭園 ▴作家庭園をはじめ、 ▴学生·市民·企業同行庭園·機関参加庭園 ▴グローバル庭園など、専門家だけでなく、庭園を初めて接する市民も参加し、老若男女誰もが気軽に感想し、楽しめる多彩な庭園が作られたのが最も大きな特徴である。
先週の開幕と同時に、ソウル市内の自治区はもちろん、世宗、大邱、大田、京義、忠北、慶北などの自治体も庭園のトレンドやイベント運営をベンチマークするために見学した。
庭園博覧会への関心が高まる中、ソウル市は22日(水)まで本イベントを運営し、26日(日)までの4日間は、「常設展示特別展」を運営する方針。より多くの市民が参加できるように、庭園はもちろん、ガーデンセンターを含めた一部のプログラムを本イベント終了後にも運営する予定だ。本イベントまで展示する予定だった「グローバル庭園」など、イベントのために設けられた庭園も感想できるようになる。
庭園の常設展示は、10月8日(火)まで行われる。閉幕前まで様々な庭園プログラムが定期的に行い、他のイベントとも連携して豊かな見どころ、楽しみどころを提供する。今回の博覧会で最も人気のある入口の「ヘチウェルカムガーデン」と「ソウルグッズショップ」も10月まで運営する。
市は、今年トゥクソム漢江公園で開催した「ソウル国際庭園博覧会」の次の開催地をソウル西南圏で検討していると発表した。現在、ボラメ公演が有力な候補地となっている。市は、これからもソウル国際庭園博覧会を通じて様々なところにハイクオリティの「市民大庭園(Grand garden)」をつくり、ニューヨークのセントラルパークのような庭園インフラをソウル全域に拡大していく狙いだ。
博覧会の現場は、写真を撮る訪問客や、植物、ガーデニング用品を販売する「ガーデンセンター」の客、「庭園文化プログラム」ブースの参加者で賑わっている。また、SNS·ブログ·ユーチューブに博覧会の投稿が相次いでいる。
ソウル市のイ·スヨングリーン都市余暇局長は、「庭園を通じて、ソウル市民の幸福度を上げたいというソウル市の本気が伝わったみたい」とし、「これから行われる常設展示の間、季節ごとに変わる庭園の驚異的で美しい変化を経験し、庭園が与える幸せを感じていただきたい」と述べた。