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環境/エネルギーニュース

  • ソウル市、電気自動車オリンピックとされる世界電気自動車シンポジウム・展示会(EVS37)で「電気自動車モデル都市賞」受賞

  • ソウル市総合ニュース SMG 716

    • 電気自動車の普及や充電インフラの整備、充電・決済など新技術の発掘に向けた努力といった成果が高く評価
    • 直近3年間の電気自動車の普及台数は過去10年間に比べ2倍増加…充電器は6倍増加
    • 今シンポジウムで披露した「オートチャージ決済」を今月末導入…電気自動車を利用する上で利便性を高める方針

    「電気自動車分野のオリンピック」といわれる世界最高権威のシンポジウムで、ソウル市が電気自動車の普及拡大や充電インフラの整備、電気自動車にかかわる新技術の発掘などに努めてきた成果が認められた。

    ソウル市は第37回国際電気自動車シンポジウム・展示会(EVS37)で「電気自動車モデル都市賞(E-Visionary Awards)」を受賞したことを25日(木)に明らかにした。市は今シンポジウムの展示館で披露した「オートチャージ決済サービス」を今月末、公共機関で初めて導入する。

    ※「オートチャージ決済サービス」とは充電コネクタを充電口に差し込むだけで「認証・充電・決済」がすべて完了する自動決済サービスのことを指す。

    市はこれまで気候危機を克服すべく、「カーボンニュートラル都市」を目指して電気自動車の普及政策を本格的に推進してきた。その結果、直近3年間普及した電気自動車の台数は過去10年間普及した電気自動車数の2倍、充電器は6倍以上と、大幅に増えている。

    現在、ソウル市内の電気自動車の充電器は合計54,753基で、充電器1基当たりの電気自動車台数は1.3台に上り、世界主要国に比べて非常に高い普及率といえる。

    ※ 充電器1基当たりの電気自動車台数:世界平均10台、ヨーロッパ13台、中国8台(2023、IEA)

    特に、温室効果ガスの削減を最大化するためにバスやタクシー、宅配用貨物車などの商用車を集中的に電気自動車へ切り替えており、充電の死角を解消するために住宅・商業施設には普通充電器を、主要交通拠点には急速充電器を設置している。

    また、電気自動車を充電する上で市民の利便性を向上させるために▴充電スタンドの住所及び位置情報の標準化、▴QRコード決済、▴訪問する充電サービスなど、充電にかかわる様々な新技術と充電サービスの発掘・運営にも努めており、電気自動車の需要をけん引している。

    一方、ソウル市は4月22日(月)から公共機関では初めて「オートチャージ決済サービス」を実施している。オートチャージ決済を利用すれば、充電の際に充電スタンドで別途の画面操作をする必要も、会員カードやクレジットカードを読み取る必要もないため、充電時の手間が大幅に省けるものと期待されている。

    一度登録したらその後は会員カードやクレジットカード、アプリなどがなくても充電コネクタを接続するだけでサービスを利用することができる。

    オートチャージの利用方法
    <オートチャージを登録> <オートチャージを登録> <オートチャージを利用> <オートチャージを利用>
    1.車にコネクタを接続 2. QRコードからアプリの新規登録(初回のみ) 1.車にコネクタを接続 2.認証・チャージ・料金決済がすべて完了
    <オートチャージの利用方法>
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