ソウル市が、観光業界の不法行為通報窓口である「観光不法通報センター」を新たに開設して、ダンピング観光の根絶に本格的に乗り出す。
ダンピング観光は、正常価格以下の観光商品によって観光客を誘致しては、入場料のない場所、ショッピングセンターが主に組まれたツアースケジュールを提供して、ショッピングセンターから受け取る手数料などで損失を充当するため、観光満足度を下げる主な原因となっている。
ショッピングの強要、任意にツアースケジュール変更、無登録旅行業の運営など、ソウルを旅行中に観光に関する不法行為によって被害を被ったり、違反事例を目撃した市民と観光客は、観光不法通報センター(☎1800-9008)またはホームページ(https://tiac.or.kr)を通じて誰でも通報できる。
ソウル市は、健全な観光秩序を確立してソウル観光の品格を高め、3千万観光時代を切り拓いていきたいと語った。