- オ(呉)市長、世界都市サミット市長フォーラムで基調演説…「弱者との同行」のビジョンと成果を発表
- 「安心所得」、「ソウルラーン」など主な同行政策の成果共有と「弱者同行指数」を紹介
- 持続可能な包容都市構築のため「弱者との同行」を国際議題として提示、世界的な協力を求める
オ・セフン(呉世勲)市長が、世界都市サミット市長フォーラム(9月24日(日)~26日(火)の3日間、ソウルDDP)の開幕式で、基調演説者として壇上に立ち、すべての世界都市が直面している共通問題である両極化の深刻化現象について言及して、社会的弱者のための政策の必要性に対する話題を投げかけ、ソウル市の重点市政哲学である「弱者との同行」政策の成果を紹介した。
世界都市サミット市長フォーラムには、30か国50都市の市長と代表団、国際機関22機関、企業関係者が参加して、「住みやすく持続可能な都市:包摂的で回復力のある未来をリードする」をテーマに、各都市の事例発表と討論が行われた。
オ・セフン(呉世勲)市長は25日(月)、市長フォーラム開会式の基調演説者として、今年のフォーラムのテーマである持続可能な包容都市づくりに向けたソウル市の「弱者との同行」のビジョンと主な政策「ソウルラーン」と「安心所得」の成果を発表した。
ソウルラーンは、今年1年で461人の参加者がソウルラーンを通じて大学に進学する成果を達成した。また、1年間にわたり安心所得試験事業を推進した結果、労働意欲の向上、申請主義の限界克服、脆弱層の受給脱皮率の向上など、従来の福祉制度とは差別化されたさまざまな成果を収めた。
そして、社会統合の側面から両極化と不平等を解消するため、市政の成果を評価できる「弱者同行指数」も開発中だと紹介した。「弱者同行指数」は、社会統合の側面から両極化と不平等を解消するため、都市単位の市政成果を評価する最初の試みで、来月初旬に結果が発表される予定だ。
また、「ソウル市が新たに立ち上げたブランド『ソウル、マイソウル(Seoul, My Soul)』は、ソウル市民の心が集まれば一層良い都市ソウルになることを意味し、両極化など現在抱えている都市問題を解決する道も同様だと考える」とし、今年の世界都市サミット市長フォーラムを通じて世界中の心を集めて、持続可能な包容都市づくりに取り組んでいくよう求めた。
ソウル市は、26日(火)まで続く世界都市サミット市長フォーラムで、CES革新賞の受賞、革新企業の製品展示館の運営など、さまざまなプログラムを通じて世界都市に「同行・魅力特別市」ソウルを紹介する計画だ。