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プレスリリース

  • オ・セフン市長の目玉事業「西海船路」が本格化…汝矣島に新たな船着き場を建設

  • プレスリリース SMG 285
    • 汝矣島に漢江~京仁アラベッキル(船路)を通る様々な 船舶が接岸できる船着き場を建設
    • 年間150回以上定期運航、多彩な旅行商品を提供する民間の船会社を選定済み
    • 24年までに汝矣島船着き場完工及び運営開始、25年には西海ベッキルにおける観光を活性化、26年にはソウル港開港を目指す

    オ・セフン市長が本腰を入れている「グレート漢江プロジェクト」の主要事業である西海ベッキル事業が本格化し始めた。ソウル市が26年上半期に開港する予定のソウル港の建設に先立ち、漢江~アラベッキルの運航に必要なインフラ施設の拡充や船舶運航の活性化に向けて、汝矣島漢江公園内に新たな船着き場を作る。

    新たな船着き場は、麻浦大橋の南側とソウル港予定地の間にある空間で、色々な規格の船舶が同時に停泊し、できる限り多くの船舶が活発に行き来できるよう設計する計画だ。

    汝矣島の船着き場の完成と同時に、市は民間の船会社と協力し、漢江~アラベッキルを結ぶ定期運航路線(年間150回、1日1回基準)を本格的に運営する予定だ。基本路線は汝矣島船着き場~アラ金浦旅客ターミナル~アラ仁川旅客ターミナルである。今後民間の船会社及び隣接自治体と協力して、西海島嶼地域など、運航路線を次第に拡大していく方針だ。

    汝矣島に船着き場が建設されれば、24年からは漢江に1千トン級の旅客船などを停泊することができ、ソウル市民やソウルを訪れる国内外からの観光客は、水上と陸上を問わないシームレスな観光が可能になる。

    さらに、26年の上半期にソウル港が完成すれば、西海から出発した5千トン級のクルーズ船が漢江に停泊し、ソウルの観光スポットを訪問するなど、寄港地における観光ができる。また、漢江からスタートして群山港と木浦港を経て、済州港までクルーズ旅行もでき、漢江を訪れるより多くの観光客のニーズに応えられると期待される。

    市は、26年国内港の完工に続き、28年までにCIQ(税関・出入国管理・検疫所)を導入するなど、国際港も完成させるとの目標を掲げている。

    ソウル市は、26年ソウル港の完成までの期間に、汝矣島船着き場を利用する船舶を定期的にモニタリングし、西海ベッキルの運航における補完事項を点検・解消していく予定だ。

    今回の船着き場建設事業は、民間から募集して事業者を選定し、船着き場の建設及び船舶の導入は100%民間の資本で行われる。市は、事業に必要な行政的支援を担当する。船着き場は、23年4月から設計に入り、早ければ24年の1月にテスト運航を経て、漢江の結氷期が終わる24年2月からは本格的な運航が始まる。

    また、ソウル市は公共性を高めるために、船着き場を作る民間の船会社との協力のもと、西海ベッキルを利用したい他の船会社の船舶も自由に係留または停泊できるように開放する。 なお、市は「弱者との同行」という市政哲学を掲げているだけに、毎年社会的弱者2千人余りに無料で乗船できる機会を提供するほかにも、小中高生を対象に船舶における安全教育・職業体験などの学習プログラム運営も手掛ける計画だ。

    オ・セフン市長は、「外国の方は人口1千万の大きい都市の真ん中に川幅が約1㎞もあり、莫大な水量を持つ漢江を見て感心する」とし、「インバウンド需要3千万時代を切り開いていくために、今回の汝矣島の船着き場建設を皮切りに、漢江~京仁アラベッキルにおける定期運航、ソウル港開港などの計画を具体化していくと同時に、地道にコミュニケーションを重ねながら補完策を講じ、漢江の自然も最大限に守る形で事業を進めていきたい」と述べた。

    添付 現場の写真

    汝矣島斑岩公園内の官公船向け船着き場及び漢江ルネッサンス号

    アラタワー展望台で撮影した京仁港

    アラタワー展望台で撮影したアラ仁川旅客ターミナルと
    漢江ルネッサンス号

    アラ漢江閘門(漢江→京仁アラベッキル)

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