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プレスリリース

  • オ・セフン市長、漢江を中心とするグローバル魅力都市の青写真を描く「グレート漢江プロジェクト」推進計画を発表

  • プレスリリース SMG 222
    • 共に楽しめる「もっと偉大な漢江」をビジョンにする4大中核戦略別に55の事業を推進
    • ① 自然型護岸・エコパークを再整備し、自然を維持・強化。より自然に親しむためのキャンプ場などを建設
    • ② 都市と漢江をつなぐ水上遊歩道・交通施設を整備し、利便性向上
    • ③ ソウルリングZERO・第2世宗文化会館などの魅力拠点を作り、豊かなコンテンツで漢江の魅力アップ
    • ④ 規制緩和により漢江を中心とする成長ハブの構築・連携及び住居空間イノベーションで活力ある都市づくり

    ソウル市のオ・セフン市長は9日、ソウルの世界都市ランキングでの5位以内ランクインを目指す「グレート漢江プロジェクト推進計画」をまとめ、グローバル都市に向けた新たなビジョンを明らかにした。

    漢江の自然を尊重しながら利便性・魅力を向上させ、市民の暮らしの質を高め、 漢江周辺の都市空間にまでその力を広げ、ソウルの都市競争力を引き上げる計画だ。

    「グレート漢江プロジェクト」は、かつての漢江ルネッサンス事業(2007)の2.0バージョンであり、「共に楽しめるもっと偉大な漢江」をビジョンとして掲げ、4大中核戦略、55の事業を進めるものだ。4大中核戦略は自然と共生する漢江、移動しやすい漢江、魅力あふれる漢江、活力を高める漢江である。

    中核戦略の1つ目は「自然と共生す漢江」である。漢江ルネッサンス事業により、エコパークの拡大やコンクリート護岸が自然型に変わったことで、漢江の自然環境が持続的に改善し、ソウルの呼吸器のような役割を果たしている。漢江の自然のポテンシャルを引き上げるために、①自然再生を目標に、②人と共生する自然に優しい環境づくりに向けて9つの事業を推進する。

    2つ目の中核戦略は「移動しやすい漢江」である。誰もが漢江に歩いていけるように都市と漢江をつなげ、世界都市としての競争力を高める狙いだ。様々な乗り物を利用して交通弱者も漢江を存分に楽しめるよう、③漢江連結、④水上散歩、⑤移動性向上を主要課題とする15の事業を進める。

    特に、このプロジェクトは民選8期のソウル市の軸となる政策理念「弱者との同行」を積極的に反映し、漢江の魅力的なインフラを誰もが利用できる「ユニバーサルデザイン」モデル事業をを開発するものでもある。これを通じて2024年以降には漢江で行われるすべての事業に「漢江ユニバーサルデザイン」を取り入れる計画だ。

    3つ目の中核戦略は「魅力あふれる漢江」である。新しい眺め、楽しい遊びどころを備えた⑥絶景スポット、⑦文化・芸術空間、⑧祭り・イベント開催を主要課題に、27以上の事業を推進する。

    ソウルリングZERO(大観覧車)、展望ガーデンをはじめとする美しいスポットを、市民が楽しめるように漢江のあちこちに設ける。市民コンペを通じて発見した夕焼けスポット、サイクリングロード沿いの名所、自然が美しい支川合流部などを絶景スポットにしつつ、既存の展望カフェを活性化することで夜間景観も改善する。

    漢江をより多彩な魅力溢れる場所に様変わりさせるために特別な文化芸術空間も創造する。汝矣島公園には第2世宗文化会館を、シボムアパートの前にはソウル文化マダン(広場)を作り、ノドゥル島は、自然と芸術、新しい経験が楽しめるアートアイランドとしてのアイデンティティを強めていく。また、トゥクソム遊園地チャボルレ(J-Bug)は、漢江歴史文化広報展示館に生まれ変わる。

    注目すべきは、漢江の川幅の広さを活用して「漢江スポーツルネッサンス」を始める点だ。漢江の水上、水辺で屋外スポーツ・レジャー体験プログラムを常時運営し、初心者も安全にウォータースポーツを楽しめるようにサポートする。また、種目別にアマチュア大会を開催し、市民がなじみやすいウォータースポーツ文化を形成していくとともに、国際水泳大会・トライアスロンなど、国際スポーツ大会を誘致することで、漢江をスポーツ中心地としてブランディングする。なお、市民が安心安全なスポーツ・レジャーを楽しめるように管理を徹底する方針だ。

    最後の中核戦略は「活力を高める漢江」である。水辺ならではの魅力を都市空間につなげ、未来ソウルの中心となる空間を作り、都市の活力を引き上げる。そのために、⑨成長ハブの強化・連携と、⑩住居空間イノベーション事業を進め、円滑な推進に向けて多角的な都市計画支援方策も模索する。

    龍山国際業務地区など、漢江沿いの中核拠点を「都市革新区域」にし、漢江沿いにある大規模の都市計画施設を複合的に活用する。そのために、用途区域や高さ制限などの規制を緩和し、民間からのクリエイティブなアイデアを活かした活力ある都市空間づくりを支援する。

    地味で私有化されている漢江沿いの住居空間では再建築による都市計画を実施し、公共性を強めるとともにリズム感のある都市景観を構築する狙いだ。

    なお、「グレート漢江プロジェクト」による漢江の進化と活力は、韓国四大河川の水系から支川へと広がっていき、市民のニーズや専門家の意見を反映しつつ新しい課題を発掘していくことで、拡大可能な計画として発展していく予定だ。

    蚕室自然型プール

    ノドゥル島

    岩寺みどり道

    潜水橋

    ゴンドラ

    ソウルリングZERO

北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限