ソウル市は、『デジタルで同行する魅力都市ソウル』をテーマとする「ソウル都市競争力グローバルフォーラム」を、2月14日(火)14時から17時30分まで、DDP(トンデムン(東大門)デザインプラザ)にて開催する。
本フォーラムは、デジタル技術を活用してソウルの魅力を最大限に引き出す方法について探求し、技術の大激変時代において弱者と同行する共生都市として成長するためのソウルの政策について話し合うために開催されるもので、今回2023年の開催が2度目となる。
今回のフォーラムでは、2006年ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏が、人を中心として成長する都市の概念と技術の発展方向をテーマに基調演説を行う。ムハマド・ユヌス氏は、1976年、貧困層への無担保少額貸付のためにグラミン銀行を設立しており、2006年にはその功労を認められノーベル賞を受賞している。
その後のセッションにおいては、急変しているデジタル技術に行政を組み合わせ、ソウルが魅力都市として成長するための方向性について提示し、弱者のためのソウルにおける多彩なイノベーション政策について深く議論する予定だ。
フォーラムは、「ムハマド・ユヌス」の基調演説を皮切りに、セッション1(市民のための魅力都市に対する未来技術戦略)、セッション2(デジタル転換時代の共生都市イノベーション方法)の順に行われる。
第1のセッションでは、デジタル技術を通じて都心型交通、パブリックアート、創業エコシステム、スマートシティなど市民の暮らしのための魅力的なソウルを生み出す方向性を提示する。
第2のセッションでは、デジタル転換時代の共生都市イノベーションの方向性を模索するために開催されるもので、デジタル転換時代における未来人材の養成、弱者のためのデジタルやユーザーイノベーションなどをテーマに発表が行われる予定である。
今回のフォーラムはDDP(トンデムン(東大門)デザインプラザ)の「デザインラボ」で開催され、ソウル市公式YouTubeにより世界中に生配信される。参加したい市民は、誰でもリアルタイムで視聴することができる。
– ソウル市YouTubeチャンネル(英語):
www.youtube.com/seoulcityofficial