韓屋の建築素材と構造について知ることができる体験展示室観覧、専門解説士と共にめぐる優秀韓屋ツアーなど、私たちの生活においてより身近になった韓屋についてさまざまな角度から触れることができる特別な展示会が開催される。
11月18日(金)～11月27日(日)、ソウル韓屋の変化と感性、生活様相を紹介する「ソウル韓屋日常(副題：世界が共に享有するK-ハウス、K-リビング)」オンライン・オフライン展示が、ソウル都市建築展示館とソウル韓屋ポータルにて実施される。
最近、K-POP、K-ドラマなど世界的に韓国文化に対する関心が高まっていることから、K-ハウス「韓屋」の価値にもまた注目が集まっているが、ソウル韓屋は古い都市の風景・住居であることにとどまらず、商業、文化、宗教など多彩なソウル市民の日常を支える暮らしの礎として活発に活用されている。

今回の展示は、韓屋建築物に対する保全、管理、活用などこれまでのハードウェア中心の展示から一歩先に進み、建築物の枠を超えて文化コンテンツへと拡張を模索している「ソウル韓屋」の生活様相を紹介する。

ソウル都市建築展示館ピウムホール(地下3階)で開催される展示は、韓屋の発見、韓屋スタイル、韓屋散策の3つのセクションで構成される。各セクションでは、コラボ演出家とアーティストが一緒に演出した多彩なソウル韓屋空間とオンライン韓屋ツアー、市民公募展の受賞作などが展示される。
オフライン展示は11月18日(金)～11月27日(日)10～18時(月曜日は休館)にソウル都市建築展示館にて無料で観覧することができ、21日(月)からはソウル韓屋ポータル(hanok.seoul.go.kr)を通じてオンラインで鑑賞することもできる。
今回の展示を通じて、世代と世界を結ぶ文化コンテンツとしての「ソウル韓屋」が持つ潜在力と可能性を模索する機会になれることと期待されている。