ソウル市は、観光スポット、公園、主な商圏などソウルのメインとなる場所50か所について、リアルタイムで現場の情報をひと目で見ることができる「ソウルリアルタイム都市データ」を開発し、ソウルの開かれたデータ広場を通じて公開する。
「ソウルリアルタイム都市データ」では、当該場所の混雑度から公共交通機関の運行状況(バス・地下鉄の到着情報、タルンイの残り台数)、駐車場の残りスペース(一部の駐車場に限る)、道路交通状況、天気に至るまでリアルタイムの情報を総合的に確認できるようにする。
ソウル市の保有するリアルタイム公共(交通・環境)データと、通信局(KT)のリアルタイム人口データを融合させて開発したもので、公共機関と民間のリアルタイムデータを組み合わせたのは世界初となる試みである。
ソウル市は、「ソウルリアルタイム都市データ」を、市民及びソウルを訪れた韓国・外国人観光客が知ることのできるようサービスすると同時に、民間・企業・開発者など希望する者であれば誰でも活用して新たなサービスを生み出すことができるよう、オープンAPIとして開放する。
ソウル市は今後とも公共機関、民間との協力を通じてリアルタイムデータを追加で確保することでサービスをアップグレードさせていく計画である。まず、スポーツ競技場、文化財、公園などの公演・文化施設についてリアルタイム入場客数と地下鉄駅の密集度を追加確保して開発予定である。
[写真2] ソウルリアルタイム現場情報サービスページ
– サイトアドレス:data.seoul.go.kr/SeoulRtd/