メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

プレスリリース

  • オ市長「グレートサンセット漢江プロジェクト」で3千万観光時代を開く

  • プレスリリース SMG 350
    オ・セフンソウル市長がWCS(世界都市サミット)に参加するために訪問したシンガポールで、ソウル観光の新たな分岐点になる「グレートサンセット漢江プロジェクト」について発表した。プロジェクトのキーワードは、「美しい夕焼けで再発見する漢江」。

    オ市長は8月1日午後(現地時間)、シンガポールの代表的なサンセットスポットである「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)」を訪れ、夕方になるとオレンジ色に染まる漢江の至る所にビュースポットを設け、海外観光客3千万人時代を本格的に切り開いていくと明らかにした。

    このプロジェクトの中核は、上岩(サンアム)から汝矣島(ヨイド)、龍山(ヨンサン)、ノドゥルソム、盤浦(バンポ)、トゥクソム、蚕室(チャムシル)まで、漢江を中心に南と北をジグザグでつなぐ「サンセット漢江ライン」に、世界が注目するようなサンセット名所を造成すること。世界最大級の大観覧車から水上芸術舞台、文化を楽しめる歩行橋など、漢江と夕日が織りなす様々な絶景スポットを構築し、市民や観光客の視線を引き付けるという構想になっている。

    本プロジェクトは、最短4年から最長10年以上を見込んでいる中長期プランで、▲サンセット拠点の名所化、▲サンセット名所の発掘・造成、▲水辺の更なる活用という3大戦略を軸に進められる。

    まず、毎日音楽と芸術を楽しめる「グローバル芸術島」を目指してリニューアルを準備しているノドゥルソムには、島のどこから見ても造形美や芸術性が感じられるルーフ付き「サンセットランドマーク」をつくる。サンタ・カテリーナ・メルカート(スペイン、バルセロナ)やメトロポール・パラソル(スペイン、セビリア)、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリー(シンガポール)のように、夕焼けを360°で眺望できる造形物をつくることがソウル市の計画だ。

    この計画は、ノドゥルソムの「グローバル芸術島マスタープラン」の策定と連携して推進する一方、創造的なデザイン設計のために国内外の懸賞公募の開始も検討している。

    また、オレンジ色に染まる漢江の魅力を一目で見渡せるよう、世界最大の大観覧車「ソウルアイ(仮)」も設置する。高さ165mで最大780人まで乗れる「世界一高い大観覧車」の「シンガポールフライヤー」を超える規模を計画している。

    現在、上岩洞一帯やトゥクソムのレミコン工場敷地(ソウル森近く)など、多数の候補地を検討しているが、交通の利便性、接近性、江南と江北の均衡発展など多様な要素を考慮したうえで最適な立地を選定する方針だ。

    そして夕日がオペラ舞台の背景になり、川水がミュージカルの小物になるなど観客に特別な文化経験を提供する「ソウル型水上芸術舞台」も造成する。水上の舞台や水辺の客席で有名なシンガポールの「フロートアットマリーナベイ」のような公演会場をベースにして、K-popコンサートからミュージカル、オペラ、スポーツイベントまで様々なタイプの公演が行われるよう、最小3千から最大3万席までを自由に設置できる会場を検討している。

    また、「湖上のオペラ」で注目を集め世界的なフェスティバルとして愛されているオーストリアの「ブレゲンツ音楽祭」のように、水上芸術舞台で行われる公演をソウルフェスタのハイライトにすることでソウルフェスタを全世界が楽しむ特別なフェスティバルにしていく構想も提示した。

    ソウル型水上芸術舞台が多数の観客を収容する空間なだけに、交通の利便性や接近性を最優先に考慮し、盤浦や汝矣島漢江地区などを候補地としてリストアップするなど、構築の構想を具体化している。

    そのほかにも、いつも車でいっぱいになる潜水橋は、文化や食べ物を楽しめる風変わりな夕日名所に生まれ変わる。8月28日から10月30日まで毎週日曜日になると潜水橋は「車のない橋」に変わり、路上ライブやフードトラックがある「2022車のない潜水橋で歩くフェスティバル」が開催される。潜水橋については適応期を経て段階的に歩行橋への転換を推進していく予定だ。

    漢江の至る所で楽しめるサンセット名所が拡大するよう、民間にインセンティブも提供する。漢江沿いにある民間の建築が、誰もが利用できるオープンなサンセットスペースを提供したり、漢江につながる別の区間を設けたりすると、容積率などインセンティブを付与し、できるだけ眺望スペースを確保する考えだ。

    特に、この「グレートサンセット漢江プロジェクト」には、民選8期のソウル市が提示する中核政策、「弱者との付き添い」の基調も反映されている。漢江の夕日という無形の資産が特定の世代や団体によって占有されないよう、高齢者や障がい者のような弱者も不便なく利用できるユニバーサルデザインの適用を原則にして推進する。

    オ市長は「漢江で日が暮れはじめたらソウルの魅力はより際立つ。漢江の隠れた魅力である「サンセット」を3千万ソウル観光時代の戦力ポイントに据え、ソウルを訪れる観光客に胸がいっぱいになるような感動を与える一方、ソウルの経済も活気づけていきたい」としながら「特に、上岩から蚕室まで続く『サンセット漢江ライン』が海外の観光客のマストゴースポットになれるよう、魅力あふれるサンセット拠点を構築していきたい」と述べた。

    【添付】参考写真

    サンタ・カテリーナ・メルカート(出所:arquitecturaviva.com)

    ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(出所:公式ホームページ)

    メトロポール・パラソル1(出所:arquitecturaviva.com)

    メトロポール・パラソル2(出所:arquitecturaviva.com)

    シンガポールフライヤー(出所:visitsingapore.com)

    フロートアットマリーナベイ(出所:stadiumdb.com)

    ブリゲンツ音楽祭(出所:newsfounded.com)

北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限