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経済/投資

ソウル市、1千万人の市民が利用するハンガン(漢江) 水上時代開く...年間9,260億ウォンの経済効果創出

経済ニュース

2024/04/29 619

ソウル市、1千万人の市民が利用するハンガン(漢江) 水上時代開く…年間9,260億ウォンの経済効果創出

オ・セフン(呉世勲)市長、「グレートハンガン(漢江)プロジェクト」に続き、「ハンガン(漢江)水上活性化総合計画」を発表 2030年までに水上ホテル・水上フードゾーン・水上オフィスを建設…ハンガン(漢江)の水上を日常空間化 チャムシル(蚕室)・イチョン(二村)に複合マリーナを新設し、係留施設を1,000バースに拡大することで成長拠点とする 年間6,445億ウォンの生産波及効果、年間2,811億ウォンの付加価値効果…6,845人の雇用創出 ソウル市は、2030年までに1千万人がハンガン(漢江)の水上を利用する時代を切り開く構想を発表した。通勤にハンガン(漢江)が利用できることはもちろん、大小の船舶が移動・停泊できるように水上周辺を開発する。眺めるだけのハンガン(漢江)ではなく、楽しみ、体験し、感じるハンガン(漢江)づくりに取り組むことで、魅力と活力にあふれる「リバーシティ・ソウル」を造成することが目標だ。 市は年間6,445億ウォンの生産波及効果と年間2,811億ウォンの付加価値効果などを合わせて年間9,256億ウォンの経済波及効果を見込んでいる。これに基づいて6,800人余りの雇用も創出する計画だ。 ※経済波及効果の算出は、1千万人がハンガン(漢江)を利用した場合の利用者の支出額を計算し、誘発係数(2015年の地域産業連関表・ソウル部門を基準とする)を適用して生産波及効果、付加価値効果、雇用創出効果を計算することで導き出された。 2030年にハンガン(漢江)は特別な日に限らず、暮らしの中のメインステージとなる「日常の空間」として生まれ変わる。ハンガン(漢江)の水位が上がっても安全性を担保するために水上に浮かぶ浮遊式施設として「水上ホテル」「水上オフィス」を造成する。ハンガン(漢江)の景色を眺めながら世界の様々な料理を味わうことができる「水上フードゾーン」を作り、快適で利便性の高い水上移動手段のメリットを利用した公共交通機関・観光の手段「ハンガン・リバーバス」を運営する。その他、水上スキー場、ボートパレードなどの水上コンテンツも強化する方針だ。 ※ハンガン・リバーバスは今年10月から運行予定 また、ハンガン(漢江)に水上複合インフラを構築することで、都市の競争力強化の原動力である「成長の拠点」にする。ハンガン(漢江)に船舶が停泊できる係留施設を合計1,000バースに増やし、チャムシル(蚕室)に都心型マリーナを新設する。ヨイド(汝矣島)に船着き場をつくり、ヨイド(汝矣島)~キョンイン(京仁)アラベッキル(船路)を活性化し、今後、ヨイド(汝矣島)で乗船してハンガン(漢江)に沿って西海岸まで行けるソウル港を2026年下半期に開港する。 オ・セフン(呉世勲)市長はこのような内容を盛り込んだ「ハンガン(漢江)水上活性化総合計画」を24日(水)に発表した。予算総額は5,501億ウォン(民間3,135億ウォン、ソウル市2,366億ウォン)で、ソウル市民の生活の質の向上はもちろん、経済効果や雇用創出によってソウルの競争力強化にもつながるものと期待している。 水上フードゾーンのイメージ図 複合マリーナのイメージ図(ハンガン(漢江)アートピア) ヨイド(汝矣島)船着き場の鳥瞰図 ソウル港のイメージ図
ソウル市の革新企業、台湾SCSEで成約金額396億ウォン突破

経済ニュース

2024/04/01 334

ソウル市の革新企業、台湾SCSEで成約金額396億ウォン突破

ソウルデジタル財団、スマートシティをテーマにしたアジア最大規模の見本市「SCSE」で「ソウル館」を運営 ソウル市に本店を置く革新企業5社と共に輸出商談451件、成約額2,950万ドルを達成 19日(火)から22日(金)までの4日間、台湾台北ではスマートシティをテーマにしたアジア最大規模の見本市「2024スマートシティサミット&エキスポ(SCSE)」が開かれた。 ソウルデジタル財団は、昨年に続き今年も参加し、「ソウル館」を運営したと明らかにした。同財団がソウルに本店を置く革新企業5社と共に4日間行った商談会の実績は、商談件数が451件、成約額が2,950万ドル(397億ウォン強)に達した。 今回出展した企業は、▼人工知能(AI)を活用し、産業現場の安全管理ソリューションを提供する「コンガネパーティー(The Spatial Party)」社▼人工知能(AI)のディープラーニングを活用し、スマートビルの工程管理ソリューションを提供する「アップサイト」社▼モノのインターネット(IoT)を活用し、室内空気の質に関する統合モニタリングソリューションを提供する「パイクアント」社▼床型歩行者用信号を開発する「エーワン・トラフィックR&D」社▼モノのインターネット(IoT)を活用し、環境にやさしいスマートライティング・ソリューションを提供する「K4 Security」社の計5社だ。 特に、出展企業のうち人工知能(AI)を活用して産業現場の安全管理ソリューションを提供する「コンガネパーティー(The Spatial Party)(代表カン・ジンギュ)」社は、「ソウル館」での展示を機に台湾のフリーダムシステムズ(Freedom Systems)社とパイロットプロジェクトを推めることにし、愛実境(iStaging)社とは、相互訪問や投資に関する意見交換を行うなど、海外進出の土台を作った。 一方、ソウルデジタル財団は、今年10月に開催される「ソウルスマートライフウィーク(SLW)」の招待状を蔣万安(ジアン・ワンアン)台北市長などに直接手渡し、ソウル訪問を要請した。 今年の「ソウルスマートライフウィーク」は、社会的弱者への配慮を重視するソウル市の基本理念をテーマに、世界の都市や企業がスマートシティの実現に必要な先端技術の交流を行う場となる見通しだ。 張完安台北市長に「ソウルスマートライフウィーク(SLW)」の招待状を手渡しているソウルデジタル財団の関係者 20日(水)、2024SCSEのソウル館で開かれたスマートソウルIRピッチングデイ 2024SCSEにおける「ソウル館」の様子
2024 F/Wソウルファッションウィークで563万ドルの受注商談…米国・台湾・イタリアから多数のラブコール

経済ニュース

2024/03/12 881

2024 F/Wソウルファッションウィークで563万ドルの受注商談…米国・台湾・イタリアから多数のラブコール

先月開催「ソウルファッションウィーク」参加ブランド・海外バイヤーの商談実績、前シーズン比9.5%増 先月、トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)とソンス(聖水)S FACTORYで開催された2024 F/Wソウルファッションウィーク(Seoul Fashion Week)でK-ファッションブランドの大規模な受注商談が行われ、海外市場進出の足がかりが築かれた。 ソウル市は、2月1日(木)から2月5日(月)まで開催された今年のF/Wソウルファッションウィークで1,179件563万ドルの受注商談が行われたと明らかにした。これは前シーズン比9.5%増の実績で、市は▴世界進出の可能性、▴海外受注成約率、▴場所の多様化という3つのキーワードをベースに変化を追求した結果とみている。 2025 S/Sソウルファッションウィークは、2024年9月3日(火)から9月7日(土)まで開催される。市はグローバル市場に進出しようとする「K-ファッションブランド」にいっそう価値のあるビジネスチャンスを提供するため、先月の変化と試み、成果の徹底的な分析を踏まえて下半期のファッションウィークを準備する計画である。   フォトコール(NewJeans) ファッションショー – JULYCOLUMN ファッションショー – AJOBYAJO ファッションショー – Maison Nica ショールームツアー – カンナム(江南) ショールームツアー – ソンス(聖水) COTERIE NEW YORK – デザイナーの団体写真 COTERIE NEW YORK – ブース全景