メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

都市建築

オ・セフン(呉世勲)印の水辺感性都市第5号…ホンジェチョン(弘済川)・トリムチョン(道林川)に続き、セゴクチョン(細谷川)も「川」チカへ

ニュース

2024/11/15 257

オ・セフン(呉世勲)印の水辺感性都市第5号…ホンジェチョン(弘済川)・トリムチョン(道林川)に続き、セゴクチョン(細谷川)も「川」チカへ

11日(月)、セゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点をオープン、ソウル型水辺感性都市造成プロジェクトの一環として 近隣企業の会社員の散歩や、家族連れ、世代を超えて楽しめる公園・広場・テラスが備えられた複合文化施設 今年、プルグァンチョン(仏光川)やコドクチョン(高徳川)など3ヵ所を追加で造成し、来年までに21自治区27ヵ所で披露 ホンジェチョン(弘済川)、トリムチョン(道林川)に続き、セゴクチョン(細谷川)が余裕と感性が感じられる「川」チカに変身した。ソウル市内各所を流れる334㎞、78の河川と小川の水辺空間を、余暇と文化空間へと生まれ変わらせる「ソウル型水辺感性都市」プロジェクトにより誕生した5番目の成果物だ。 ソウル市は、1自治区1水辺活性化拠点を最終目標に掲げ、来年までにソンブクチョン(城北川)、クパバルチョン(旧把撥川)、ウイチョン(牛耳川)、アニャンチョン(安養川)など21の自治区に計27ヵ所をつくる方針だ。セゴクチョン(細谷川)のほか、▴ソデムン(西大門)区プルグァンチョン(仏光川)、▴ウンピョン(恩平)区プルグァンチョン(仏光川)、▴カンドン(江東)区コドクチョン(高徳川)が今年中に造成を終える。 ソウル市は11月11日(月)、誰でも楽しむことができるセゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点(セゴク(細谷)洞509)をオープンすると発表した。昨年から順に開場している▴第1号ホンジェチョン(弘済川)ホンジェ(弘済)滝カフェ、▴第2号クァナク(冠岳)区トリムチョン(道林川)共有型水辺テラス、▴第3号トンジャク(銅雀)区トリムチョン(道林川)住民コミュニティ、▴第4号ホンジェチョン(弘済川)上流歴史文化空間に続き、ソウルを代表する魅力的な空間になる。 現在運営中の水辺活力拠点は、市民に限らず、外国人観光客にも大変な人気を博している。その象徴として、第1号ホンジェチョン(弘済川)にあるホンジェ(弘済)滝周辺にある「カフェ滝」は、 オープンから約1年半で140万人が訪れていることからも、その人気ぶりがうかがえる。高架下の老朽化した駐車場と倉庫を整備して生まれ変わった「カフェ滝」は、TikTokやInstagramなど海外のSNSで再生回数3,000万回を記録している。 また、外国人観光客にも利便性を提供するため、周辺に「ソデムン(西大門)観光案内所」が設置され、多言語が対応できる通訳が常駐している。 オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が11日(月)の午後、「セゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点開場式」に出席した来賓と一緒に、水辺感性都市造成プロジェクトの一環として作られたセゴクチョン(細谷川)水辺活力拠点周辺をまわっている。 セゴクチョン(細谷川)水辺住居文化空間の様子   トリムチョン(道林川)、ホンジェチョン(弘済川)水辺活力拠点の様子 トリムチョン(道林川)の夜の様子 トリムチョン(道林川)の夜の様子 トリムチョン(道林川)のドローン撮影写真 トリムチョン(道林川)の昼の様子 ホンジェチョン(弘済川)の全景(ホンジムン(弘智門)付近) ホンジェチョン(弘済川)の全景(ホンジムン(弘智門)付近)   3カ所(2024年完成予定)の俯瞰図 ソデムン(西大門)区(プルグァンチョン(仏光川))の俯瞰図 ウンピョン(恩平)区(プルグァンチョン(仏光川))の俯瞰図 カンドン(江東)区(コドクチョン(高徳川))の俯瞰図
ソウル市、「電線・電柱のない歩きやすい街づくり」に拍車…架空配電線の地中化基本計画を整備

都市建築ニュース

2024/11/01 375

ソウル市、「電線・電柱のない歩きやすい街づくり」に拍車…架空配電線の地中化基本計画を整備

2020年から2024年までの5年間で254㎞の架空線を地中化…短期目標の154%を達成 地中化率62.2%で全国最高…2040年までに600㎞を追加整備し、68%まで目標を引き上げる ソウル市は、地上の電気通信線や電柱を地下に埋設する「架空線の地中化事業」基本計画を整備する。電線・電柱のない歩きやすい街づくりに拍車をかけるためだ。 これに基づき、「ソウル市架空配電線の地中化事業基本計画」の実施に向けて入札公告を行い、事業実施者が決まる12月から来年の11月までに基本計画の整備を完了する方針だ。 ソウル市は2020年から今年までの5年間、254㎞の架空線の地中化を完了する予定だ。これにより、目標の165㎞を大幅に超える154%を達成し、さらに事業を加速している。 昨年末までソウル市の地中化率は全国で最も高い62.2%だったが、市は2040年までに600㎞を追加整備し、地中化率を68%まで引き上げる計画だ。また、歩道上の老朽化した地上機器も同時に整備し、快適な歩行環境づくりにも取り組む。 ビフォーアフター:架空配電線の地中化事業 整備前 整備後 ▴トボン(道峰)区トボンロにおける架空線の地中化前(左)と後(右) ▴ソチョ(瑞草)区ヤンジェデロにおける架空線の地中化前(左)と後(右) ▴チュン(中)区ピルドンロにおける架空線の地中化前(左)と後(右)
2030年の「キンポ(金浦)空港」、本格的なUAM時代へ…未来産業・経済拠点として生まれ変わる

都市建築ニュース

2024/09/12 523

2030年の「キンポ(金浦)空港」、本格的なUAM時代へ…未来産業・経済拠点として生まれ変わる

3万人の雇用創出、4兆ウォンの経済効果…3つのブロックにUAM離着陸場と航空・先端産業施設を設置 2030年にはソウル市のキンポ(金浦)空港一帯にUAM離着陸場と複合乗り換え施設が完工し、本格的に「UAM(都心航空交通)時代」が到来する。さらに、キンポ(金浦)空港は旅客・物流の移動など、空港としての機能の強化に加え、未来の先端産業クラスターが拡充され、東京の「羽田空港」やシンガポールの「チャンギ空港」のような空港中心の新たな産業・経済拠点として生まれ変わる見通しだ。 2033年以降、キンポ(金浦)空港は、UAM離着陸場やS-BRT(幹線急行バス)などの新たな複合乗り換え施設と従来の都市空港のインフラが連携した革新的な新産業ハブへと進化し、約3万人の雇用創出と約4兆ウォンにのぼる経済波及効果が生じると期待されている。 キンポ(金浦)空港には今後、国費・市費からの100億ウォン、韓国空港公社などの公的機関からの490億ウォン、民間からの29,050億ウォンなど、総事業費2兆9,640億ウォンが投じられ、UAMやS-BRT、都市鉄道などの未来交通およびモビリティ先端産業の基地へと生まれ変わる。 《 1ブロック:開発前 》 ▼《 1ブロック:開発後 》 UAM離着陸場など、複合乗り換え施設の俯瞰図   《 2~3ブロック:開発前 》 ▼《 2~3ブロック:開発後 》 モビリティ先端産業クラスターの俯瞰図
「ソウル駅大改造の構想を求む」ソウル市、空間企画の国際公募を行う

都市建築ニュース

2024/08/06 782

「ソウル駅大改造の構想を求む」ソウル市、空間企画の国際公募を行う

ソウル駅・広場一帯を一新する短期と中長期計画が必要…9月20日(金)までに作品を提出 ソウル市は、ソウル駅一帯の大改造に向け、専門家と企業を対象とした「ソウル駅一帯に対する空間企画の国際公募」を開始する。ソウル市は今回の公募を通じて、世界の専門家たちによるクリエイティブでレベルの高い空間企画のアイデアを集め、「ソウル駅マスタープラン」の策定に積極的に組み込む方針だ。 今回の国際公募では、ソウルの玄関口といえるソウル駅に、国のコアの駅としての象徴性を付与し、ソウル駅広場一帯を緑地と歩行環境を中心とした公共空間へ転換するため、革新的かつ実現可能なアイデアを募集することに重点を置く予定だ。 応募作品には、▴ソウル駅広場を中心とした短期企画、▴施設の再構築を進めている現駅舎・構造物など周辺の開発事業及び鉄道の地下化と連携した中長期企画のアイデアが含まれていなければならない。 応募する専門家または企業は、8月20日(火)17時までにソウル市設計公募サイト「プロジェクトソウル(project.seoul.go.kr)」から参加登録を事前に行い、9月20日(金)までに作品を提出する必要がある。 賞金総額は1億8千万ウォンで、▴1位(1作品)賞金1億ウォン▴2位(1作品)3千万ウォン▴佳作(5作品)1千万ウォンが授与される予定だ。 公募ポスター