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  • ソウル、世界の280都市の中から、創業に適した都市トップ10にランクイン

  • ソウル市総合ニュース SMG 778

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    ソウル市は、世界的に見て「創業しやすい都市Top10」に選ばれた。これは歴代最高の順位であり、ソウルの創業エコシステムの価値(Ecosystem Value)は223兆($1,770億)に達するものと評価された。

    グローバル創業エコシステム評価機関である「スタートアップ・ゲノム(Startup Genome、米国)」は、世界100か国280都市を対象に調査した「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート(Global Startup Ecosystem Report 2022)」を、ロンドンにて現地時間6月14日に発表した。ソウルは世界280都市の中からグローバルTop10都市としてランクインし、これは昨年2021年の16位から6位アップした結果となる。

    今回のグローバル・スタートアップ・エコシステム・レポートは、合計6項目に対する評価・分析が盛り込まれている。ソウルは資金調達(Funding、9点)、知識の蓄積(Knowledge、8点)、エコシステムの活動性(Performance、7点)、ネットワーキング(Connectedness、7点)、人材育成(Experience & Talent、7点)という5つの項目において優秀(7点以上)と評価されており、市場進出(Market reach)に関しては普通(5点)と評価された。

    「スタートアップ・ゲノム」は特に今回の評価において、大規模な資金回収(exit)がソウルの創業エコシステムの価値を高めるにあたって大きく貢献しており、ソウルの初期段階における資金調達(early-stage funding)が大幅に成長したと評価した。

    また、ソウル市が投資誘致専門機関である「ソウル投資庁(Invest Seoul)」を中心に、積極的かつ攻撃的な海外投資に乗り出しており、ヨイド(汝矣島、フィンテック)、ホンヌン(洪陵、バイオ・医療)、ヤンジェ(良才、人工知能)などエリアに分けて創業拠点を造成し、革新的企業の育成に向けた積極的な創業政策を展開している点も、創業エコシステムの成長可能性を高める要因であると評価している。

    ソウル市は、2030年までにソウルがグローバルTOP5経済都市として大きく成長できるよう、未来型人材養成、企業にとって投資に適した環境の造成、有望企業の海外進出支援など各分野ごとの支援を通じて2030年までに世界的に注目を集めるユニコーン企業40社を生み出すことのできる創業エコシステムを造成できるよう尽力していく。
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