2005年に設置されたソウル市の対外協力基金(国際協力勘定)は、外国都市と地方政府との交流・協力増進のための「ソウル特別市対外協力基金の設置及び運用に関する条例」に基づいています。
ソウル市の教育訓練機関であるソウル市人材開発院は、対外協力基金のメインプロジェクトのひとつ「ソウル市外国都市公務員政策研修」を運営しており、研修対象は姉妹友好都市、メトロポリス会員都市、ソウル市のベンチマーキングを希望する都市などの外国都市に所属する公務員です。
デジタル会議の発達によって、オンライン非対面教育は新しい標準となりました。しかし、特に国際都市政策研修においては、今でもオンラインよりオフラインプログラムが人気です。その理由は、オフライン教育による現場踏査や対面討論など経験中心の教育をより多く受けられるからです。
そのため、ソウル市人材開発院の国際研修プログラムは、オンラインとオフライン教育が体系的に連携されるよう設計されており、自己主導型オンライン教育を修了したうえでオフライン教育に参加できるようになっています。
学習と能力開発プログラムは、いつでもメトロポリスの基盤でした。
都市公務員と意思決定者は、知識と能力の強化が求められます。
会員の要望に応えるため、25年前にモントリオール、ソウル、マシュハド、カイロに分院を設置したメトロポリス国際研修院(MII)が設立されました。
現在、ソウル特別市はメトロポリス国際研修院本部としてカイロ、マシュハド、メキシコシティの地域分院とともに、各地域の要望に合わせたカスタマイズ型プログラムを提供しています。