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ソウル市、交通弱者の移動における利便性向上に取り組む
T
T
交通ニュース
ソウル市、交通弱者の移動における利便性向上に取り組む
ソウル市総合ニュース
登録日
2022/04/25
投稿者
SMG
ヒット
340
ソウル市は、障害者や高齢者など交通弱者の移動における利便性向上のため、公共交通機関から歩行環境に至るまで幅広い利用環境の改善に乗り出す。市民の誰もが便利かつ安全に移動できるよう、交通手段などのインフラ施設を大幅に拡大して、歩行など生活移動環境においても安心できるよう環境を細かく整備する。
このため、まず地下鉄は昇降利便施設を設置するなど、「1駅舎1動線」を確保していく。ソウル地下鉄内のエレベーター設置は99.4%完了しているが、これに留まらず、障害者など交通弱者の実質的なアクセシビリティを高められるよう、「1駅舎1動線」確保率を、現在の93.6%から2024年100%まで引き上げる。
ソウル地下鉄の全駅舎で誰もが便利に地下鉄を利用できるよう、「1駅舎1動線」の確保と施設整備に集中する。
市内バスの場合、低床バス導入率を2025年までに100%に引き上げて、段階的に全路線6,564台を導入する。
また、視覚障害者などの交通弱者がバスをより便利に利用できるよう、「バス乗車・下車支援システム」構築を推進する。スマートフォンアプリを通じて便利にバスを予約できるようにして、乗車時には自動音声サービス、下車時は視覚障害者携帯用共用リモコンを通じた降車ベル支援など、多様な利便機能を反映させていく見通しである。
車いすを利用する交通弱者のための障害者コールタクシーは、待ち時間を現在の32分から25分レベルへと画期的に短縮させる。
交通弱者が歩行して移動する際の利便性を向上させるための事業も、継続的に推進する。横断歩道に接する歩道上の進入・退出部の点字ブロックを整備することで、視覚障害者が道を渡る場所を認識しやすいようにし、境界ブロックのハンプを低くして、車いす利用者などの交通弱者が障害物なく歩道を移動できるよう、歩行環境を改善する。
視覚障害者の歩行安全を強化するため、音響信号機の設置をさらに拡大する。視覚障害者密集居住地域、社会福祉館などの利用施設周辺を中心に2022年約600台を追加設置して、今後も視覚障害者がより安全に横断歩道を渡れるよう、信号を新しく設置する際には音響信号機を設置することを義務化していく計画である。
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