ソウル市は、4月16日(土)～17日(日)において「2022ソウルマラソン(Seoul Marathon 2022)」大会をオンライン・オフラインにて開催する。

4月17日(日)の午前7時30分よりクァンファムン(光化門)広場～チャムシル(蚕室)総合運動場一帯にて、国際エリート大会(オフライン)、16日～17日間マスターズ大会(オンライン)として開催される。

ソウルマラソンは、世界陸連(World Athletics)の認証した韓国唯一の世界陸上文化遺産であり、世界7大プラチナラベルである国際マラソン大会だ。世界的に見ても、この2つの栄誉を同時に獲得した国際マラソン大会は、ボストン、ソウル、ニューヨークと合計3大会のみである。

17日に開催される国際エリート部門は、世界ランキング30位以内であるトップクラスの選手10名を含めて、9か国から131名が参加する。特に今回の大会は、9月に杭州で開催されるアジア競技大会の国家代表選抜戦を兼ねている。

オフライン大会が実施される17日の午前には、マラソンの主な区間について段階別の交通統制が行われるが、ソウル市は各自治区、ソウル地方警察庁、緊急医療機関等と緊密に協力することで、今回の大会が交通統制により市民の不便になることを最小限に抑え、事故を予防して安全に実施できるようにする計画だ。

『ソウルマラソン』は、名実ともに韓国で開催される大会のうち最もハイレベルな国際マラソン大会であるだけに、韓国の選手の競技力を高め、近年注目を集めているランニング(Running)文化の活性とマラソン人口の裾野を広げることに寄与するものと期待されている。