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プレスリリース

  • 外国人が選んだ「ソウルビジョン2030」の人気1位の政策は? 「ソウル百済歴史遺跡地区の造成」

  • プレスリリース SMG 322
    • 国内外の外国人を対象に「ソウルビジョン2030」の代表事業の投票実施…合計6227人参加
    • 1位に百済歴史遺跡地区の造成、2位にソウル水再生体験館の開館、3位に2022ソウルFESTAの開催
    • ソウルの4つの未来像のうち、グローバル先導都市(33.9%)、未来感性都市(31%)への高い関心を確認

    ソウルの今後の10年間の未来像を盛り込んだ「ソウルビジョン2030」の事業のうち、外国人がもっとも期待を寄せている政策1位は「ソウル百済歴史遺跡地区の造成(3477票、7.8%)」だった。 続いて▲子供の遊び・体験・休息の空間「ソウル水再生体験館・公園」の開館(3305票、7.4%)、▲アジア代表観光フェスティバル「2022 SEOUL FESTA」の開催(3158票、7.1%)、▲ソウル投資庁の設立などを推進する「アジア金融中心都市、ソウル」の構築(2663票、6.0%)、▲第4次産業の技術を活用して災害の管理を体系的に行う「マニュアル安全都市ソウル」の構築(2620票、6.0%)、▲東大門地域を化粧品企業・研究機関、K-Beauty体験空間などを集約させた「世界ビューティーハブ」の構築(2246票、5.0%)があった。 「ソウルビジョン2030」の4つの未来像については、「グローバル先導都市」と「未来感性都市」分野に外国人の関心が多く寄せられた。結果は、①グローバル先導都市(33.9%)、②未来感性都市(31.0%)、③相生都市(19.6%)、④安心都市(15.5%)の順だった。 ※ビジョン2030のうち、外国人が期待する優秀な政策
    ビジョン2030のうち、外国人が期待する優秀な政策
    順位 分野 政策名 得票数 得票率
    1 未来感性都市 風納洞土城一帯に ソウル百済歴史遺跡地区を造成 3477 7.8%
    2 未来感性都市 子供の遊び・体験・休息の空間 「ソウル水再生体験館・公園」の開館 3305 7.4%
    3 グローバル先導都市 アジア代表フェスティバル 「2022ソウルFESTA」の開催 3185 7.1%
    4 グローバル先導都市 ソウル投資庁の設立など、投資したい 「アジア金融中心都市、ソウル」 2663 6.0%
    5 安心都市 マニュアルで守るソウルの安全 「マニュアル安全都市、ソウル」 2620 5.9%
    6 グローバル先導都市 ソウルを世界ビューティー・ファッション・感性産業の中心地に「世界ビューティー産業ハブの構築」 2246 5.0%
    ソウル市は先月11日間(11月19日~29日)、国内外の外国人を対象に「外国人がもっとも期待している『ソウルビジョン2030』の政策」の投票結果を公開した。ビジョン2030を実行する30の政策がその項目で、合計6227人がこの投票に参加した。(参加者は最小5つから最大10つまで選択可能、総投票数44711票) 言語圏別でみると、英語圏の投票者が80.1%ともっとも高い参加率を見せており、続いて中国簡体字使用者(7.0%)、中国繁体字使用者(9.2%)、日本語(3.7%)の順だった。

    <ビジョン2030、外国人が期待している優秀な政策1~3位の詳細>

     外国人が期待を寄せるソウル政策第1位は、ソウルの東にある「風納洞(プンナッドン)土城一帯にソウル百済歴史遺跡地区の造成(3477票、7.8%)だった。 ソウルは、古代百済の首都「漢城(ハンソン)」から始まり、高麗時代に「南京(ナムギョン)」、朝鮮時代の漢陽(ハニャン)に至るまでおよそ2000年の間朝鮮半島の中心だった歴史を持っている。 ソウル市は、伝統・現代・未来が共存する都市を作るため、2千年の歴史の始まりと言える百済歴史遺跡地区を造成し、「2千年歴史の都市」としてのアイデンティティを深めていく計画だ。 風納洞土城一帯の百済遺跡の歴史性を究明すべく、この地域を含め、南側の夢村土城(モンチョン・トソン)や石村洞古墳群(ソクチョンドン・ゴブングン)などの発掘調査を続ける一方、百済王都遺跡に関する学術会議や市民参加型プログラムなどを運営し、遺跡の歴史を発信・教育して「百済歴史遺跡地区」の世界遺産拡張登録の準備を進める考えだ。 外国人が期待を寄せるソウル政策第2位は、「子供の遊び・体験・休息空間が集まった『ソウル水再生体験館・公園』の開館(3305票、7.4%」だった。 国内最大規模の下水処理施設である西南(ソナム)水再生センターの老朽化した施設を更新する。下水施設は地下に移動させ、地上空間に子供が思いっきり楽しめる「水再生体験館・公園」を造成する。 下水処理過程や水の再利用などについて子供たちの理解を助けるアニメーションや様々な体験・教育プログラムが用意される予定。 体験館の外には子供用の水遊び場、緑の癒しの空間など延べ52000㎡規模の野外テーマスペースが設置される計画で、市民が気楽に休める休息空間として造成される。 外国人が期待を寄せるソウル市政策第3位は、アジア代表フェスティバル「2022ソウルFESTA(3185票、7.1%)」の開催だった。 K-popや映画、ドラマのみならず、ビューティー、グルメ、ファッションまでソウルは世界のトレンドをリードしている。このような韓流への関心を観光につなげ、ウィズコロナ時代に増加が予想される観光消費を先に確保するため、ソウル市は2022年8月に「SEOUL FESTA 2022」をソウル全域で開催することを決めた。このフェスティバルは、グローバル韓流スターの公演、グルメ・ビューティーなど新韓流フェスティバル、ショッピング・エコプログラムなど様々な韓流コンテンツが集約された、まさに観光大フェスティバルと言える。 また、コロナ時代が終わり、観光が正常化される思われる2023年から毎年5月に「SEOUL FESTA」を続けて開催し、アジアを代表する観光フェスティバルとして盛り上げていく考えだ。 ソウル市のユン・ジョンジャン市民疎通企画官は「今回の投票を通じて、「ソウルビジョン2030」に対する外国人の高い関心が見て取れた」とし「特に関心の高かったソウル未来像の『グローバル先導都市』、『未来感性都市』というコンセプトを中心に、ソウル市の政策の推進過程を持続的に発信し、変化するソウルのダイナミックな姿を海外に紹介して、ソウルの魅力を積極的に発信していきたい」と語った。