コスタリカのカルロス・アルバラド(Carlos Alvarado)大統領が、ソウル市の名誉市民になる。
11月21日(日)~24日(水)韓国を訪問中のコスタリカのカルロス・アルバラド大統領が、22日(月)午後3時にソウル市を訪問して、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長より名誉市民証を授与される。
コスタリカ大統領の今回の訪韓は、2018年5月に就任以来初の来韓であり、2016年にルイス・ギジェルモ・ソリス(Luis Guillermo Solís)元大統領のソウル市庁訪問以来、5年ぶりである。カルロス・アルバラド大統領は、ソウル市を訪れた来賓として、ソウル特別市迎賓基準に基づき、名誉市民証が授与される。
ソウル市の「外国人名誉市民」は、ソウルで連続3年、または累積5年以上居住中の外国人、または市を訪問した主な来賓に授与されている。
カルロス・アルバラド大統領は、2018年に当時38歳の年齢でコスタリカ史上最年少大統領として選出され、労働部長官、社会福祉庁長などを歴任した。在任中に脱炭素国家計画を発表するなど、中米の模範的な環境保護国として、国際社会で気候変動対応に積極的に参加している。
この日の名誉市民証授与式後、オ・セフン(呉世勲)市長とカルロス・アルバラド大統領は会談をもち、2021年OECD38番目の会員国として加入を完了したコスタリカと、ポストコロナ時代の経済協力を強化して、環境とデジタル分野の交流活性化方針等について論議する。
なお、主な来賓を対象とするソウル市名誉市民証の授与は、コスタリカのイバン・カルロス・アルバラド大統領が国家元首としては36番目となる。これまでのコスタリカ出身の主な要人の名誉市民証授与者は合計5名で、今回名誉市民証を授与されるカルロス・アルバラド大統領は、6番目である。