メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
  • ソウル市、使い捨てないカフェ目指す 「繰り返し使えるテイクアウト専用カップ」テスト事業
T T

プレスリリース

  • ソウル市、使い捨てないカフェ目指す 「繰り返し使えるテイクアウト専用カップ」テスト事業

  • プレスリリース SMG 298
    • 6日からスターバックスや個人店などソウル市庁一帯にある約20店舗に繰り返し使えるカップを提供
    • 繰り返し使えるテイクアウト専用カップは、貸与→返却→回収・洗浄→カフェに届けるサイクル
    • テスト事業の効果・検証で100%専用カップ使用店舗増やし、店舗や市民の参加を誘導
    • ドリンク無料クーポン、カップ返却でポイント付与イベント、コーヒーかすの再利用も模索

    新型コロナウイルスの影響でカフェでの使い捨てカップの一時的な利用が許可されたことに伴い使い捨てカップの使用が再び急増したことを受け、ソウル市はカフェでの使い捨てカップ不使用を目標に繰り返し使えるカップの普及に乗り出す。 ソウル市は6日(土)からソウル市庁附近一帯にあるカフェ約20店舗を対象に、使い捨てカップを使用しない店舗づくりを目指す「繰り返し使えるカップのテスト事業」を実施すると発表した。 カフェでドリンクをテイクアウトする際、使い捨てカップの代わりに繰り返し使えるカップを利用し、利用後は店舗内の回収ボックスに返却する。自分でタンブラーを用意することなく環境保護に参加できる。返却されたカップは専門の業者が回収・洗浄した後、再びカフェに届けられる。 テスト事業には、使い捨て用品の不使用を目指すソウル市と民間企業などで結成された環境保護協議体「ha:bit eco alliance」に賛同するスターバックス(12店舗)、dal.kommコーヒー(1店舗)、SKテレコムなどが参加する。ソウル市庁一帯にある小規模な個人店からも5店舗参加するほか、テスト事業の推進期間中に徐々に参加する店舗を増やしていく予定だ。 使い捨ての根絶に向けては、これまでタンブラーを利用するなど民間での取り組みはあったが、タンブラーは携帯と使用後の洗浄などの手間がかかり、活性化にはつながらなかった。ソウル市は今回のテスト事業を通じて繰り返し使えるカップのエコシステムをつくり、使い捨て用品を使わない消費環境を整えたい考えだ。 「繰り返し使えるカップのテスト事業」は、繰り返し使えるカップの貸与→回収ボックスへ返却→回収・洗浄→再びカフェへ届けられるサイクルで行われる。 消費者はテイクアウトのドリンクを注文する際、デポジットとして1000ウォンをドリンクの代金と共に支払い、繰り返し使えるカップで商品を受け取る。使用済みカップは店舗に設置された自動回収ボックスに返却すると、デポジットを現金または「ハッピーha:bitポイント」として返金される仕組みだ。 返却されたカップは専門の業者が回収し、洗浄、殺菌、消毒など徹底した衛生管理を経て再びカフェに届けられる。 使用される再利用可能なカップは色素や配合剤などの添加物を一切含まない安全な原料で作られ、高温でも環境ホルモンが検出されない。また、廃棄後の再利用に向けた効率を考え、単一素材で無地のカップとなっている。 ソウル市は来年2月までテスト事業を行い、事業効果を分析・検証後「使い捨てカップのない店舗」を持続的に拡大していきたい考えだ。ソウル市所在のフランチャイズのカフェを対象に繰り返し使えるカップの全面的な導入を目指す。 市は期間中、繰り返し使えるカップの使用を促進するための様々なインセンティブを提供する。小規模な個人店では繰り返し使えるカップの利用でドリンク無料クーポンを配布。デポジットを「ハッピーha:bitポイント」で受け取る場合、1回目の利用時に500ポイントを追加で付与するほか、利用するたびにデポジット(1000ウォン)に100ポイントを追加して1100ポイントを付与する。 また、使い捨てカップ以外の使い捨て用品やコーヒーかすなどを再利用できる方法も考え、カフェから排出されるゴミをもとから減らすなど、再利用を通じたサステナブルな消費サイクルづくりに取り組むほか、関係機関と協力して使い捨てのゴミを出さないカフェづくりを目指す。 ソウル市のユ・ヨンシク機構環境本部長は「今年7月に発表された『公共機関での使い捨て用品の使用を減らすための実践指針』に従い、公共機関が主導して使い捨て用品の削減に先頭に立って取り組む必要があるだけに、ソウル市と民間が協力して繰り返し使えるカップの普及に取り組む」としながら、今回のテスト事業を通じて市民が気軽に繰り返し使えるカップを使用できるようにし、カフェから出る使い捨てカップのゴミをもとから減らす一方、繰り返し使えるカップ文化を持続的に広めていきたい」と語った。
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限