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プレスリリース

  • 40年以上の古いソウル地下鉄4駅 スマートステーションに生まれ変わる

  • プレスリリース SMG 553
    • 地下鉄1号線、鐘路5街・東大門・新設洞駅、2号線蚕室セネ駅の駅舎環境を改善
    • 蚕室セネ駅に冷房施設を備えて市民の利便性を改善し、1号線3駅は文化芸術鉄道に生まれ変わる
    • 年末までに双門・弥阿駅も改善完了予定、「古い地下鉄」のイメージからの脱却目指す

    ソウル交通公社(社長キム・サンボム、以下、公社)は、公社が運営する区間であるソウル地下鉄1号線新設洞(シンソルドン)駅・東大門(トンデムン)駅・鐘路(チョンノ)5(5)街(ガ)駅と、2号線蚕室(チャムシル)セネ駅の計4駅の環境改善工事を4月末までに完了する。 1号線の3駅は1974年8月15日、2号線蚕室セネ(旧新川(シンチョン))駅は1980年10月31日に開通しており、建設当時から数えると40年余りが過ぎている。そのため、当時の設計では冷房施設が備えられておらず、市民に不便をかけているほか、古くなった天井の骨組みがむき出しになるなどの問題が生じている。 公社はソウル市との協力の下、一昨年から環境改善に向けて取り組み始め、今年4月に工事を完了した。情報通信技術(ICT)で駅舎を管理するスマートステーション(Smart Station)を導入しているのが特徴だ。 各駅舎の状況を見ると、2号線蚕室セネ駅は建設当時、冷房施設を備えない設計となっており、これまで利用者が不便を感じていた。そのため、公社は383億ウォン(国費30%、私費70%)を投じて冷房施設を設置し、駅舎の外壁や天井などの仕上げ材をすべて貼り替え、快適で便利に駅を利用できるよう改善した。 1号線の3駅は、老朽化した駅舎を新たにして地下鉄内に特別コーナーを設置し、市民が日常の中で文化芸術に触れられるよう「文化芸術鉄道」事業の一環として環境改善を進めた。市費296億ウォンを投じて基本のデザインに統一感を持たせる一方、細部のデザインは駅と利用客を分析した結果を反映してユニークな空間にしている。 鐘路5街駅は1974年の開通当時の構造の内部を一部露出させ、コンクリートと大理石を使って利用者が休憩できるスペースを設け、利用者が歴史に触れられるよう工夫した。 東大門駅には開通当時の姿を再現した小さな歴史館を設置し、付近の休憩スペースでは携帯電話の充電器などを用意して乗客の利便性を向上させた。全長70mに及ぶ長い廊下タイプの通路は明るく洗練された印象で、閉塞感が出ないよう改善している。 新設洞駅は「森の道」をテーマに移動通路をデザインし、利用者が移動する際、森の中を歩いているようなリラックスした一時を過ごせるように趣向を凝らしているのが特徴だ。 現在、4号線の双門(サンムン)駅・弥阿(ミア)駅にも冷房施設の設置を骨子とした駅舎環境の改善が進められている。公社は年末までにこの2つの駅の工事を終え、市民にお披露目する予定だ。 ソウル交通公社のシム・ジェチャン技術本部長は「安全と利便性を基本とし、芸術体験までできるよう多くの努力を傾けてきた」としながら、「古い地下鉄というイメージを払拭し、新たに生まれ変わる駅舎環境の改善事業に政府と市民の皆様のご関心、ご支援をお願いしたい」と語った。
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