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  • ソウル市、ポストコロナ時代に向けて中小企業にR&D投資を支援

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    新型コロナウイルス感染症の影響により、下半期も中小企業の経営環境の改善は厳しい状況となっている。未来産業を準備するR&Dの投資を減らし、人材採用も難しい経営環境の中で、企業が「死の谷」を乗り越えられるようにソウル市が支援に乗り出す。 ソウル市とソウル産業振興院(以下、SBA)は、ソウル所在の中小・ベンチャー・スタートアップ企業がポストコロナ時代の新しい経済秩序と産業構造の変化に適応できるように、下半期に56億7千万ウォンのR&D資金を追加支援する。2020年3月には総額415億のR&D投資計画を発表している。現在、1,110個の課題が申請され、その中から約180個の課題を選定する予定だ。 新型コロナウイルス感染症の発生後、需要拡大が予想されるバイオ医療、AIを活用した非対面および防疫技術、フィンテック、ブロックチェーン分野の技術開発を集中的に支援する。ソウル市は厳しい経営環境の中でも中小企業がR&Dの投資を中断しないように、告知から支援金の支給まで迅速に推進する計画だ。
    ソウル市、ポストコロナ時代に向けて中小企業にR&D投資を支援
    事業名 支援規模 (単位:百万ウォン) 主な内容
    バイオ・医療 技術事業化支援事業 2,000 -支援対象:ソウル所在の中小企業 -支援分野:防疫機器(物品)、診断医療機器、遠隔医療サービス(機器)など -支援規模:課題一つあたり最大2億ウォン、10個の課題
    AIを活用した非対面 および防疫技術事業化 支援事業 2,270 – 支援対象:ソウル所在の中小・ベンチャー・スタートアップ企業 – 支援分野:ポストコロナ時代に備えるAI基盤の非対面、防疫活用技術など – 支援規模:課題一つあたり最大3億ウォン、8個の課題
    フィンテック技術事業化 支援事業 800 – 支援対象:ソウル所在のフィンテック企業 – 支援分野:新型コロナウイルス感染症以降、需要が増大したかんたん決済、セキュリティ、クラウドコンピューティングなどのフィンテック技術 – 支援規模:課題一つあたり最大1億ウォン、8個の課題
    ブロックチェーン 技術事業化支援事業 600 – 支援対象:ソウル所在の中小・ベンチャー・スタートアップ企業 – 支援分野:ポストコロナ時代に備える非対面、認証・セキュリティなどブロックチェーンの事業化が必要な技術 – 支援規模:課題一つあたり6千万ウォン、10個の課題
    1. バイオ・医療技術事業化課題に1年間で最大2億ウォンのR&D費用を支援 新型コロナウイルス感染症など感染病対策の防疫機器(物品)、診断医療機器、遠隔医療サービス(機器)など、コア技術を保有するソウル所在の中小企業の技術事業化を目的とした研究開発費用を総額20億ウォン支援する。課題一つあたり最大2億ウォンの支援となる。 2. 人工知能を活用した非対面、防疫関連の技術事業化課題に1年間で最大3億ウォンを支援 人工知能技術で非対面(カスタマイズ型教育、チャットボット、採用など)、防疫(疾患予防、実証、予測など)、その他(自律走行、セキュリティ、スマートシティ)の技術を保有した企業の技術事業化を支援するため、22億7千万ウォンを投入し、課題一つあたり最大3億ウォンを支援する。 特に、今回追加で告知される「AIを活用した非対面および防疫技術事業化支援事業」は従来のAI技術事業化支援よりも技術成熟度の条件を緩和(7段階→6段階)し、技術力のある中小企業も参加できるようにハードルを下げた。優秀技術を保有している企業を積極的に発掘し、集中的に支援する計画だ。 3. 非対面の金融需要を反映したフィンテック分野の技術事業化課題に1年間で最大1億ウォンを支援 新型コロナウイルス感染症の影響により、非対面金融の需要増大を反映してフィンテック技術を保有しているソウル所在の中小企業の技術事業化に、新しく総額8億ウォンを支援する。課題一つあたり最大1億ウォンを支援し、技術成熟度が7段階以上のフィンテック製品・サービス事業化のためのすべての分野が対象となる。 4. ブロックチェーン分野の技術事業化課題に1年間で最大6千万ウォンを支援 2020年初めて非対面認証・セキュリティサービス技術であるブロックチェーンを活用した技術事業化のため、課題一つあたり最大6千万ウォン、総額6億ウォンを支援する。 4分野に追加で56億7千万ウォンを投入する本支援事業に関する詳しい内容は、「SBAソウルR&D支援センター」ホームページから確認できる。4分野別に受付締切日(9月23日(月)~10月8日(木))が異なるため、事前に入念な日程の確認が必要だ。詳しい告知内容は「ソウルR&D支援センター(seoul.rnbd.kr)」ホームページから確認できる。
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